先週でしたか、アメリカのトランプ大統領が、安倍総理からノーベル平和賞の候補として推薦されたという発言が飛び出したのは。いろいろなニュースを見ていると、安倍総理大臣がトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦したのは本当みたいですが、私はこのニュースを聞いたとき「これこそフェイクなんじゃ?」と思いました。一国の総理大臣が他国の大統領をノーベル賞受賞者に推薦するなんて今まで聞いたことがなかったものですから…。そして今日のニュースでは、アメリカの要請を受けて安倍総理大臣が推薦書を送ったというのが本当のところのようですが、果たしてトランプ大統領がノーベル平和賞受賞にふさわしいのかと言われると、私は大きな疑問を感じます。米朝首脳会談を実現させたから、北朝鮮は核実験やミサイル発射実験をしなくなった。自分が大統領になってなかったら、今頃北朝鮮と戦争していただろう。日本は上空をミサイルが飛ばなくなったので安心しているはずだ。などと言っていますが、北朝鮮が核実験やミサイル発射実験をしなくなったのは、ただ単にそれにかける資金が底をついただけじゃないのか?って思いますし、パリ協定からの離脱や、メキシコとの国境に壁を建設する・ロシアとの間でかわされたINF条約を破棄するなどなど、あちこちに喧嘩を吹っかけておきながら、自分がノーベル平和賞受賞にふさわしいと思っている点が、逆になんかのギャグのつもりかって思えるのは私だけでしょうか。