sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ウィンタースポーツ結果あれこれ

 今はウィンタースポーツが真っ盛りのシーズンですが、日本人選手の活躍が続々と入ってきてますね。まずはピョンチャンオリンピックフリースタイルスキーモーグルの銅メダリスト、原大智選手から。アメリカ・ユタ州で行われているフリースタイルスキーの世界選手権で9日、トーナメント方式で争うデュアルモーグル原大智選手が前日に行われたモーグルの銅メダルに続いて銅メダルを獲得しました。試合の速報を見ていると、かなりの大雪に見舞われた、悪天候の中で試合が行われたようですが、悪条件を克服してのメダル獲得でした。準決勝で第2エアの踏切直前にバランスを崩して、滞空時間が長すぎたために、後ろに1回転する予定をとっさに2回転にして、着地が決まらずに体全体を強打して、両足首を痛めたそうなんですが、それでも3位決定戦をものにしたのはすごいと思います。
 また、スキーワールドカップのジャンプ男子団体第3戦(ヒルサイズ130メートル)がフィンランドのラハティで行われ、佐藤幸椰・伊東大貴小林潤志郎・小林陵侑の各選手が参加した日本は合計929.5点で3位に入りました。1回目4位だった日本は2回目に佐藤・小林潤・小林陵各選手が125メートル以上を飛んで順位を上げました。日本がワールドカップ団体で表彰台に上がるのは2017年11月以来で、小林凌選手は「みんな集中して挑んだ。すごくいい試合だった」と喜んでいました。1回目は3位のポーランドと20.6点差。2回目は1人目の佐藤選手が「予選よりはパフォーマンスがはるかに上がった」と126メートルを飛び、伊藤・小林潤選手も飛距離を伸ばしました。アンカーの時点でポーランドとの差は4.3点差に。最後の小林陵選手は「前の皆がいいジャンプをしてくれたので、ポイント差も縮まった」と話し、125メートルを飛んで3位に順位を上げました。
 昨シーズンはドイツ・ノルウェーポーランドの3強が圧倒的な力を発揮していましたが、今期は日本ジャンプも若手の台頭もあって着実に力をつけてきました。
 
 そして、今季最高が2位となかなか優勝できないでいた女子ジャンプの日本のエース、高梨沙羅選手。ノルディックスキーのワールドカップスロベニアのリュブノで15戦目が行われ、高梨沙羅選手が今シーズン初優勝を果たしました。ようやく今シーズンの優勝となったわけですが、本人も前日に行われた女子団体や、2日前に行われた14戦目で調子が上向いているという感触は得ていたようで、1回目に89.5メートルを飛んで99.0点をマークして首位に立つと、2回目は82.5メートルを飛んで、ワールドカップ6連勝中だったノルウェーのマーレン・ルンビ選手に競り勝ちました。この日は開催自体が危ぶまれるほどの強風で、予選が中止になり、中断も度々あったとか。それでも集中力を失わずに優勝できたのは、やはり女子ジャンプの第一人者だからでしょうか。近年は選手間の実力が肉薄してきていて、以前のように破竹の勢いで優勝を飾るシーンがなかなか見られなくなっていますが、これで高梨選手も肩の力が抜けて、精神的にも楽に次の試合に臨めるんじゃないでしょうか。
 そして、フィギュアスケートの4大陸選手権ですが、女子はショートプログラムで5位だった紀平梨花選手が、フリーで逆転して優勝し、今期シニアデビューを果たして以来、国際試合で5戦5勝と絶好調を維持しています。ショートプログラム前の練習で、左手薬指の関節を亜脱臼するというアクシデントに見舞われて、左手の薬指と小指が曲げられない状態だったとか。その影響でジャンプの時に腕を小さく折りたたむことができずに、ショートプログラムトリプルアクセルがシングルアクセルになるなど、得点を伸ばせずに5位と言う結果になったわけですが、フリーでは見事に巻き返しての大逆転でした。
 また、男子シングルでは右足首の捻挫(右足首靱帯の部分断裂)を抱えていた宇野昌磨選手がショートプログラムでは4位と出遅れていましたが、こちらもフリーで大逆転での優勝を飾りました。宇野昌磨選手は今季フリーの得点で世界最高点をたたき出し、合計289・12点で優勝しました。
 怪我の影響などもあって、思うような練習ができなかったそうですが、スポーツニュースでハイライトを見た限りでは、怪我の影響を全く感じさせない演技だったようにも思えますが、フリーの演技が終わると、氷上に両手・両足をつけて、倒れ込む様子が写されていましたね。
 これまで宇野選手にとって、国際試合での最高順位は2位でした。ようやく手にした栄冠。まずはけがを治して、次の3月にさいたまアリーナで行われる世界選手権に臨んでもらいたいなと思います。世界選手権では羽生選手と宇野選手の競演が見られるかもしれませんね。