昨日行われたテニスの4大大会、全豪オープンの女子シングルス決勝。大阪なおみ選手と、チェコのペトラ・クビトワ選手との対戦となりました。決勝戦の見どころは、左利きクビトワ選手のコートの外側に逃げていくサーブをいかに大坂選手が攻略するかという点に注目してみていましたが、大坂選手はクビトワ選手のサーブに対して、いつもよりベースラインぎりぎりまで前に出て、左側によってサーブを受けてましたね。そして、第1セットはお互いが交互にゲームを奪い合う展開となり、最後は7‐6で大坂選手が第一ゲームを奪ってセットカウント1‐0とし、迎えた第2セット。2ゲームを失った後、大坂選手が4ゲームを連続して奪い、1ゲームを返されるも、次のゲームを奪い返して、第2セットのゲームカウントを5-3として、迎えた第9ゲーム。40‐0としてチャンピオンシップポイントを迎えて、あと一つゲームを奪えば優勝というところまでゲームが進みます。ところがここから、クビトワ選手が驚異的な粘りを見せて、第9ゲームを奪い返して、この後連続でゲームを奪い、7‐5で第2セットを奪い返します。ここで完全に流れはクビトワ選手に傾いたようにも思え、今回は優勝は無理かなぁ…。と思って見ていましたが、第3ゲームは見事に切り替えて6‐4で奪って、2時間半に及んだ激闘を制して、大坂選手が全米オープンに続いて4大大会連覇を達成しました。この試合、勝った方が世界ランキング1位となる試合でもあったわけですが、男女を通じて日本選手のみならず、アジアの選手として初めて世界ランキング1位の座を獲得しました。
この試合、大坂選手は、ラリー戦で勝負強さを発揮しましたね。そして、クビトワ選手の外に逃げていくサーブも攻略して、ダブルフォルトなどのミスも、クビトワ選手よりも少なかったのが大坂選手が勝てた要因だったのではないかと思います。大坂選手おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
また、クビトワ選手も利き手である左手を強盗に襲われて大怪我をするというアクシデントに見舞われながらも、このような素晴らし試合を見せてくれてありがとうございました。私は二人の活躍にアッパレをあげたいと思います。
それにしてもクビトワ選手、美人でしたねぇ…。試合を観ていてファンになりました。これからも何度となく大坂選手とは対戦することがあると思いますが、昨日のような、白熱した試合を期待してます。
