今週も仕事が終わり、私が今の会社を離れるまで、あと最長で3週間となりました。私の職場は、簡単に言うと3K職場で、仕事はきついですし、一日中汗をかきっぱなしで塗料や油でどうしても汚れが付着するところでもありますし、鋭利なところもあって、体を保護するための防毒マスク・保護メガネ・保護手袋・特殊繊維でできた腕抜き・ヘルメット・安全靴の着用が義務付けられており、真夏は本当にきつい仕事です。そのなかで何とか今まで頑張ってやってこられたのは、上司や同僚に恵まれたから。上司は細かい目くばせのできる人でしたし、同僚とはいつも冗談を言い合える親しい仲間でした。
ただ、私の身体が悲鳴を上げて、睡眠障害による極度の寝不足が原因で、体内時計が狂ってしまったために、夜勤に関してドクターストップがかかったにもかかわらず、会社は意地でも私に夜勤をさせようとしたことに対して強い不信感が募り、それにとどめを刺したのが、同じく慢性的な疲労の蓄積が原因で発症した三半規管の病気「良性発作性頭位目眩症」でした。もう、私には今の激務に耐えうるだけの体力が残されていない…。そう思わされた瞬間でした。多分に会社が無理やり夜勤をさせようとしたことも強いストレスになっていたのかもしれません。
ただ、こうして退職の日が近づいてくると、上司や同僚には恵まれたなぁ…と思う私です。職場での人間関係がぎくしゃくしていたら、とっくの昔に辞めていたかもしれません。今後は知的障害を抱えた方の仕事のサポートや総務との連絡などの裏方の仕事に回ることになりますが、新天地で頑張ろうと心に決めた私です。
おそらく来週か再来週には、私の後を引き継ぐ人の教育が始まると思います。今は裏方の仕事をしていますが、決して体力的には楽な仕事ではないので、後人に頑張ってもらうしかないんですが、時間の融通はきくので、自分のペースで仕事をしてもらえればと思います。
