昨日、8月9日は長崎に原爆が投下された日です。1945年8月9日午前11:02分、原爆を搭載したB29戦略爆撃機から投下された原爆は、長崎市中心部の上空で炸裂し、一瞬にして辺りは焦土化しました。強烈な熱線と爆風によって多くの人の命が一瞬のうちに失われ、生き残った人々にも放射線障害という地獄のような悪夢を浴びせました。
原爆を投下したアメリカ国内には、第二次世界大戦を終わらせるために必要だったと考える人もいるとか。でも、そういうことを言う人は、遠くの国で起こった自分とは関係のない事という風に思っているのかもしれません。でも、もしアメリカが保有している核兵器が、何らかの誤作動を起こして、核爆発を起こしたらどうなるのか…。そういうことに思いをはせて欲しい。私はそう思います。そして、長崎を原爆の惨禍に見舞われた最後の街としなければいけません。
昨日の平和祈念式典では国連のグテーレス代表が初めて国連代表として出席し、核軍縮に向けた歩みが停滞していることへの危機感をあらわにしました。