sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

パパ、ママいらん・結愛ちゃんが残したSOS

 東京目黒区のアパートで船戸結愛ちゃん(当時5歳)が虐待の末に亡くなった事件で、結愛ちゃんは以前住んでいた香川県児童相談所に一時保護されたころ「パパ、ママいらん」と口にしていたそうです。事件に結び付くシグナルを幾度となく発していた結愛ちゃんを救う手立てはなかったのか、検証が必要でしょうね。
 東京地検は27日、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された船戸雄大容疑者(33)と優里容疑者(25)の両容疑者を起訴するか判断を示します。
 香川県の児相「西部子ども相談センター」によると、同県善通寺市で暮らしていた一家に児相が関わりだしたのは2016年8月。泣き声に気づいた住民が通報し、職員が訪問すると優里容疑者は「子供は泣くのが当たり前」と説明したということです。
 同じ年のクリスマスの夜、パジャマ姿の結愛ちゃんが家の外に放置されているのが見つかりました。雄大容疑者による暴力が確認されたことから、児相は一時保護します。17年2月には自宅に帰されましたが、3月には2度目の保護。「パパ、ママいらん。前のパパが良かった」結愛ちゃんが優里容疑者に話したそうです。同年8月と9月にも顔や太腿に痣が見つかったそうです。結愛ちゃんは医師に「パパが叩いた。ママもいた」と話したそうです。しかし児相が3度目の一時保護に踏み切ることはなく、一家は逃げるようにして巡り奥に転居しました。

※結婚前「一生面倒見る」
 雄大容疑者はケーブルテレビ会社の子会社に就職。東京で勤務していましたが異動で札幌市に戻ったそうです。優里容疑者とはこのころであったといいます。
 結婚の相談を受けた友人が「血のつながっていない子度をも育てるのは覚悟がいるぞ」というと、雄大容疑者は「大丈夫。一生、面倒を見ていく」と語っていたそうです。百合容疑9社の実家がある香川県善通寺市に転居し、2016年4月に結婚。食品会社で務めたそうです。一家が暮らしたアパートは実家から3キロほどの距離だったそうです。雄大容疑者は児相に「妻やばあちゃん(優里容疑者の母)が甘やかしすぎるから躾のためにやった」と言ったそうです。
 香川の職場で同僚だった男性(44)よると、雄大容疑者は長男が生まれると「ますます頑張らないといけない」と話していたそうです。男性は「私たちは表の顔だけしか知らなかった」と話したそうです。

これだけ結愛ちゃんがシグナルを発していたにもかかわらず、助けられたはずの命が無残にも奪われてしまった責任は重たいと思います。必死で大人に対して「助けて欲しい」とSOSを発していたと思うと、気づいてあげられなかった周りの大人の責任は非常の重大ですよね。たった3キロほどのところに祖母が住んでいたというのであれば、祖母がなぜ助けなかったのか、児相は何故一時保護という措置を行い、強制的に真剣を停止させるなどの強硬手段に出なかったのか。
 雄大容疑者は一生面倒見ると言っていたようですが、所詮この男は面倒なんか見る気がなかったんですよ。自分と血のつながりのある長男が生まれると、結愛ちゃんが邪魔な存在でしかなかったんでしょうね。こんな奴に子供を育てる資格なんかありません。
 パパ、ママいらん。前のパパが良かった…。これは結愛ちゃんが自分の口から言える精一杯の言葉だったのではないかと思います。この時点で里親を探すなり、施設への移送措置を講じるべきだったのではないかと思います。里親の元で暮らすか、施設に預けられた方が、よっぽど幸せだったんじゃないでしょうか。