今月7日に、新潟市西区のJR越後線の線路上に、大桃珠生さんの遺体が遺棄されていた事件。大桃さんは遺棄された時には首を絞められて殺害されていたとみられていますが、捜査関係者によりますと、現場周辺では遺体が発見されるまでの数時間に不審な動きをする白い車が複数回目撃されていたことが新たにわかりました。
地域の住民は「普段見かけないような不審な白い車は見ました。あ、見たことない車だなと…」
白い車はワンボックスタイプの乗用車で、現場近くの人通りの少ない住宅街に1時間近く停まっていて、30代くらいの男が一人で乗っていたということです。大桃さん発行から帰宅する途中で友達と別れた後、何者かに連れ去られたとみられています。また、現場周辺では度々、黒い服を着たサングラスの男も目撃されていて、捜査本部は事件との関連を調べています。
そして新たな情報として、大桃さんが遺棄されていた線路周辺の柵に指紋が複数付着していることも判明しました。この指紋が犯人のものなのか、詳しく調べるということでした。さくの高さは130センチほどだということで、犯人が柵を乗り越えたり、潜ったりするときに付着したのではないかとみられています。
この事件、まだ犯人像が分かっていませんが、いったいどんな目的で大桃さんの首を絞めて殺害し、遺棄したのか。その特異性から犯人の残虐性が垣間見えるような気がします。
それにしても、突然愛する我が子をこのような残虐な手口で殺害されて失ったご家族の心情を思うと、言葉も出ないですね…。犯人は自分がやったことの重大性や、罪の重さについて何も感じないのでしょうか。突然理不尽な事件に巻き込まれて我が子を失ったご遺族のことなど何にも感じないのでしょうか。私はこの犯人の冷徹さに恐怖を感じますね。
列車の運転士も、まさか線路上に遺体が遺棄されているとは思ってもみなかったでしょうから、トラウマにならなければいいんですが…。
今は、事件に巻き込まれて亡くなった大桃珠生さんのご冥福を祈るしかできない私です。
