sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

米朝首脳会談

 アメリカのトランプ大統領は8日(日本時間9日午前)、北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長の要請を受け入れ、5月までに会談する意向を表明しました。トランプ大統領ホワイトハウスで会談したチョンウィヨン韓国大統領府国家安保室長が発表しました。ホワイトハウスは、日時や場所などは未定と説明しています。金委員長はチョン氏ら韓国政府特使団に対して「非核化の意思」を表明し、核・ミサイル実験の凍結を約束したということです。米朝首脳化に暖が実現すれば史上初で、北朝鮮核問題が外交解決に向けて大きく動く可能性が出てきたと、今日の新聞は報じています。

 チョン氏は同日、トランプ大統領やマクマスター大統領補佐官マティス国防長官らと会談し、訪朝の結果を報告しました。金委員長からのメッセージもトランプ大統領に口頭で伝えたということです。
 この中でチョン氏は▶金委員長が特使団との会談でトランプ氏との「可能な限り早期の会談実現」に意欲を見せた▶平昌オリンピック・パラリンピック期間中に延期していた米韓合同軍事演習を続けなければならないことに理解を示した。
と伝えました。報告を受けたトランプ大統領は「恒久的な非核化を実現するため、5月までに金委員長と会談する」との考えを表明したそうです。
 韓国青瓦台(大統領府)関係者によりますと、トランプ氏とチョン氏の会談は、当初9日に予定されていましたが、トランプ氏が早期の階段を要請し、、8日に約45分間会談したということです。首脳会談の開催時期についてえ、トランプ氏は当初、「4月」を提案したそうなんですが、チョン氏が「まず南北が会ってからが良いのではないか」と勧められたことから「五月までに」との日程になったということでした。
 トランプ氏は会談後、ツイッターで「金正恩は核開発の単なる停止ではなく、非核化について述べた。この期間は北朝鮮によるミサイル実験も実施されない。大いなる前進だ」と評価しました。一方で「合意に至るまでは制裁を続ける」と投稿し、裁断減の圧力を維持する考えをしましました。
 サンダース大統領報道官は「大統領は金自院長の招請を受け入れる」との声明を発表。「北朝鮮の非核化を目指しながら、すべての制裁措置や最大の圧力は維持されなければならない」と述べました。

 このニュース、ようやく北朝鮮が動き出したかという思いもある半面、今まで経済的に困窮して、国際社会からの支援を受け入れるのと同時に各施設の停止を約束しておきながら、少し国内情勢がよくなると、再びいろいろと因縁をつけてはっく開発ミサイル開発を続け、結局は失敗に終わってきたという歴史もあり、今回も果たしてうまく行くのかどうか?という疑念は晴れないですね。トランプ大統領としては、外交実績に乏しい中で、何とか実績を上げようという思いもあるのだと思いますが、あまりにも前のめりすぎるような気がします。本当に北朝鮮が核・ミサイルの放棄を考えているのか、それとも何かしら裏があるのかどうか、しっかりと見極めなければ、今までと同じ繰り返しになるのではないかと思います。
 それともう一つ気がかりなのが、やはり拉致問題でしょうか。この首脳会談の中で、拉致問題も取り上げられるのではないかと思いますが、北朝鮮は「拉致問題はすでに解決済み」だと主張しており、拉致問題を切り出すことによって、北朝鮮側が態度を硬化させるのではないかという可能性もあるのではないかと思います。トランプ大統領には、核・ミサイル問題に加えて、拉致問題も解決しないと経済制裁の手を一切緩めるつもりはないという、そういったスタンスを貫いてもらいたいと思います。
 まずは南北間での首脳会談がどのような結果に終わるのか、注視していきたいと思います。