sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

自衛隊ヘリ墜落・被害者が非難されている現状

先日、自衛隊攻撃ヘリコプターが佐賀県神埼市内の住宅に墜落し、小学五年生の女子児童が軽傷を負い、住宅が大破する事故がありました。
この事故で家を失った住人がネットで罵声を浴びているそうです。
軍用機の事故をめぐっては、米軍のヘリの不時着や部品落下事故で「それで何人死んだんだ」と国会でヤジを飛ばした不届きな議員がいましたが、こういった非難や罵声、ヤジを浴びせる人は、他人の心情を思いやる想像力に欠けているんでしょうね。
ヘリが墜落した家にあるいた女児は幸い軽傷で済みましたが、まかり間違えば未來ある命がうばわれていたかのうせいもあるわけで、もっと被害にあった住人のことを思いやる気持ちが持てないものかと思います。
罵声を浴びせられるきっかけになったのが、この家の女児の父親の「許せないですよね」というコメントでした。「何様❔。墜落して亡くなった隊員のことを考えてねーのかよ」「わざと落ちた訳じゃないのに、許せないの意味がわからん」「死ななかっただけいいじゃないか」等の書き込みが多数寄せられたそうです。
確かに墜落機に搭乗して亡くなられた隊員の方はなんとか体勢を立て直そうと懸命に操縦かんを握っていたでしょうし、墜落させようと思って墜落させたのではないというのは私自身にもよくわかりますし、亡くなられたことに対して御冥福を祈りたいと思います。
しかし、まさか自分の住んでいる家に空からヘリが墜落してくるなんて思わないでしょうし、もしかしたら自分の家族が犠牲になっていたかもしれないということを考えると、許せないですよねという発言も理解できます。私だってもしそう言った被害に遭っていたら同じ事を思っただろうと思います。もう少し被害に逢った人の心に寄り添う想像力が必要なのではないかと思った私です。