8年前、私は元嫁の度重なる暴言や非常識なふるまい・息子に対する虐待や、隣近所や私の親兄弟・身内との度重なるトラブルに疲れ果て、肉体的にも精神的にもボロボロになって一緒に暮らしていた家を飛び出し、実家に身を寄せるようになりました。
別居を開始して、元嫁の顔を毎日見なくて済むようにはなりましたが、元嫁は当時仕事をしておらず、家賃や光熱費などの支払い能力は全くなく、私が当面、離れていても生活費を渡すという日々が続いていました。この当時の元嫁の頭の中には、子どもさえ握っていれば、また私が離婚を取り消して戻ってくる。という算段があったのかもしれませんが、私は子供たちを置いて家を出るということに、非常に後ろめたい思いを抱きながらも、「このままでは、私自身が精神的に崩壊してしまう」と思い、次男の「お父さん行かんで～😢」という叫び声を聞きながら家を出ました。
あれから8年という歳月が流れ、子供たちも成長し、息子は3月で二十歳になり、成人式を迎えます。次男も高校生になり当時自分の身の回りで起こっていたことも少しずつではありますが、理解をしています。あの時、元嫁との別れを決断していなかったら、私自身精神的におかしくなっていたでしょうし、息子も度重なる身体的虐待・育児放棄・暴言による精神的虐待によっておかしくなっていたかもしれません。夫婦間や息子に対して行われる暴力によって、それを間近で見せつけられる次男にも多大な悪影響があったと思います。
今になって思えば、「あの時離婚という選択をしてよかったんだ。」そう思えるようになりました。今までは、私は「子供たちに、どんな理由があったとしても、耐えがたい苦痛を味合わせてしまった」という思いもあって、私自身の幸せを考えるよりも、子供たちの幸せを最優先に考えてきました。今は子供たちも成長して、少し手もかからなくなったので、少しは自分の幸せについて考えようという思いもあって、婚活をスタートさせましたが、今年は再婚という結果は得られませんでしたが、来年は素敵な人と一緒に大晦日を迎えられたらいいなと思っています。
