sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

日産の検査不正問題・発覚のきっかけは内部告発

 資格を持たない従業員による新車の完成検査を、問題発覚後も4つの工場で続けていたことを明らかにした日産自動車
 国内向けの車がすべて出荷停止となり、影響が広がっています。
 この問題は9月18日に国交省が行った抜き打ち検査で発覚しました。
 そのきっかけが、数か月前にあったという「無資格者による検査が常態化している」という、日産内部からの内部告発だったことが、国交省への取材で明らかになりました。
 10月2日の記者会見で西川社長は「内部告発があったかどうかですか?私は少なくとも目にしていません」と述べていました。
 また、日産自動車の担当者は「今回の件は、日産自動車の中での内部告発は、一切ありません」と述べていました。
 日産社内に、不正を告発した人物はいなかったと断言しています。 
 国交省は、現場と経営側との意思疎通ができていなかったとみて、週明けにも、日産本社や工場への立ち入り検査を行う方針だそうです。

やはり発覚のきっかけは内部告発だったんですね。この不正を内部告発した人に対して、私はアッパレを上げたいと思います。不正行為をきちんとただすことが出来ないのであれば、内部告発をしてでも不正をただす必要があるように思います。今では不正を内部告発した人を保護する法律も出来ましたし、不正はきちんと暴かれなければなりません。
 記者会見で西川社長は「私は目にしていない」と発言していますが、本当に知らなかったのかは疑問が残ります。内部告発した人を守るための意味で目にしていないといったのかもしれませんが、それじゃあ、社長が車内で起こっている諸問題に対して、解決していく力がないとみなされても仕方がないのではないかと思います。
 内部告発した人は、会社の経営がぐらつく・会社の信用を失う・従業員の生活が脅かされるなどの思いもあったと思いますが、大勢のユーザーの安全を守るという使命感から、内部告発をしたんだろうと思います。本当に勇気がいったことだろうと思います。この内部告発をした人が不利益を被ることがないように、関係者は全力を尽くしてもらいたいと思います。
 それにしても日産は、電気自動車リーフを発売するなど、攻勢を強めていただけに、ライバルメーカーに勤める私も興味津々で見ていたんですが、正直がっかりさせられました。