sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

福井県池田町の中学生自殺問題

 福井県池田町の町立池田中学校(生徒数40人)で今年3月、2年生の男子生徒(当時14歳)が校舎から飛び降り自殺した問題で、生徒が担任から大声で叱られたり、副担任から理詰めでしつこく指導されたりしている場面を、校長や教頭が目撃していたことがわかりました。有識者により詳細な報告書で判明しました。堀口修一校長は15日の記者会見で「報告がなく事態を把握していなかった」と述べていました。
 報告書は9月26日付で57ページに及びます。それによりますと、校長は男子生徒が3月上旬から朝の挨拶運動に来なくなったことに気づいており、校長も担任が大声で男子生徒を叱る場面を見たことがあったそうです。教頭は副担任の男子生徒に対する指導を何度も見ており、指導の融通の利かなさを認識していたということです。これらの事実から、調査委は「男子生徒が担任と副担任から指導・叱責される状態が続いており、問題がないか疑問を持つのは自然。報告がなくとも実情を調査すべきだった」としています。
 また、担任や副担任による指導・叱責は、職員室でも行われ、特に担任の大声による叱責はほかの教員も認識していたということです。担任に対して「そんなに強い口調で言わないといけないのか」と聞いたり、「指導が伝わっていない」と心配したりする教員もいたということです。大声での指導について担任は同僚に「それだけ言わないと分からない」と話していたそうです。
 報告書は、自殺後の学校の対応についても検証。直後卑属に十分な説明がなかったそうですが、自殺から13日後に校長が遺族のもとを訪れ、「学校で起きたことは私の責任」と謝罪したとしています。
 学校の対応を巡っては、自殺直後に開いた保護者説明会で校長が「問題はなかった」などと説明し、遺族の抗議で改めて保護者会を開き、不適切な指導を認めていたことも分かったそうです。

この生徒を自殺に追いやった担任、性格的にキレやすい人物だったのではないかという感じがします。なぜ生徒のすべてを否定しなければならなかったのか、そのことについては書かれていませんが、何が原因で生徒を自殺に追い込む前叱責しなければならなかったのか、その理由をきちんと説明してもらいたいなと思います。
 そして校長や教頭といった上司も、もっと担任に生徒に対する指導方法を改めるように、指導する立場にありながら何もしなかったということは、職務怠慢ですね。これは明らかに教員が生徒に対してくわえるパワハラですよ。一般企業では、パワハラ行為が認められた場合、問答無用でクビになります。この担任も懲戒免職処分にすればいいんですよ。生徒を自殺に追い込むような教員なんて必要ありません。