日本時間の午後12：29分ごろ、北朝鮮のプンゲリ付近を震源とする、マグニチュード6.1の地震が発生し、自然地震とは大きく地震波の波形が異なることから、人工地震として確認を行ったところ、北朝鮮が地下核実験を行ったと断定されました。北朝鮮の核実験は昨年9月9日以来6回目で、爆発の規模は、マグニチュードが6.1と推定されることから、過去北朝鮮が行った核実験の中では最大規模の爆発ではないかとみられています。
日本政府はNSCを緊急招集し、北朝鮮に対して、北京の大使館ルートを通じて、最も強い言葉で非難をしたということで、今後は米韓と緊密に連携を取りながら、国連安保理での制裁決議案が審議されるものとみられます。
またしても北朝鮮による挑発行為。度重なると、単なる挑発行為として片づけられなくなっているのではないかと思います。恐らく北朝鮮側は、核実験を実施したとしても、国際社会が一枚岩になることはないとみているからではないかと思いますが、北朝鮮の核兵器の脅威にさらされている日本や韓国はどうにかして、北朝鮮のこのような行為をやめさせなければならないと考えているではないでしょうか。この前は日本の領空を越えて北朝鮮のミサイルが太平洋上に落下したことを考えると、日本としては「冗談じゃないよ」というのが本音だろうと思います。私としても、このような危ない火遊びはやめてもらいたいと思っております。極東・東アジア地域の平和と安定を脅かしているのはアメリカではなくて、北朝鮮であるということを北朝鮮近隣諸国・および取引のある国々は認識する必要があるのではないかと思います。
今まで以上に、より厳しい制裁決議がなされるのではないでしょうか。
