sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

本銚子駅のリフォーム

 この前の24時間テレビで、老朽化が著しい銚子電鉄本銚子駅の駅舎のリフォームの模様が放送されていました。本銚子駅の駅舎は大正時代に建てられたものだそうで、普段の利用者はこの駅の近くにある小学校に通う児童だとか。その地元の小学校の要望を聞き入れる形で、24時間テレビ銚子電鉄とp協議して、駅舎をリフォームすることになったわけで、完成後は大正ロマンをイメージした駅舎に生まれ変わりました。
 普段利用している子供たちも、駅が明るくなったとか、おしゃれになったとか、好意的に受け止めているようですが、鉄道ファンの間では「味わいがなくなった」とか「被写体としてカメラを向ける気にならない」などの意見が寄せられたそうです。なんでも以前のままの方の駅舎の方が、古き良き時代の鉄道の雰囲気があって、良かったとか。
 しかし、よく考えていただきたいのは、鉄道ファンはたまに乗り降りする程度であって、普段から毎日の足として利用しているわけではないと思います。やはり主役は駅を毎日のように利用している地元の人や、子供たちであり、普段利用している人たちや、子供たちの意見を最大限取り入れて、駅舎が老朽化していて、利用しずらいと感じているのであれば、そういった人たちがいかに利用しやすいようにするのかが大事なことであって、カメラの被写体に向かないとか、味わいがなくなったとか、そういったもので駅の存在価値を決めるものではないと思います。鉄道ファンはあくまでも趣味の世界であって、駅の主役は毎日利用している地元の人たちや、子供たちです。そのことをよく踏まえたうえで意見を述べてもらいたいと思った次第です。私は、普段利用している子供たちが喜び、それがひいては銚子電鉄の利用増加につながればいいのではないかと思います。