sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

9月1日問題

 多くの学校では、昨日から2学期が始まりました。いろんな思い出を作った子供たちも多くいることでしょう。懐かしいおじいちゃん・おばあちゃんの家に遊びに行ったとか、海や山に行ったとか、家族で旅行に出かけたとか、そういった思い出のある子どもがたくさんいる一方で、9月1日を辛い思いを抱えて迎えた子供たちもいると思います。
 いじめなどの対人関係で悩み、不安と辛い思いを抱えて学校の門をくぐった子供たちも多くいるのではないでしょうか。
 夏休みの間はいじめの加害者とは顔を合わせなくても済むので、いじめに苦しんでいる子供たちも精神的に落ち着いて過ごせていますが、9月1日が近づいてくると、だんだんつらい現実が間近に迫ってきて、辛い思いから逃げ出すために、自らの命を絶ってしまう子供も多いとか。
 私も小学6年生の時に激しいいじめにあって苦しんだことは今までも書き込みをしてきましたが、やはり9月1日を迎えるのは、またあの辛い日々が始まるのかと思うと、学校に行くのが苦痛でなりませんでした。できれば逃げ出したい。そういう思いを抱えて画工に行ったのを今でもはっきりと覚えています。私が小学生だったころは、不登校=不良という風にみられていて、何が何でも学校に行かなくてはならないという風潮が強い時代でした。そして自分が虐められているということを誰かに相談できる場所も少なかったです。
 今はいろいろな相談機関があったり、同じいじめを体験した人との交流が出来たりと、私がいじめを経験した時代とは様変わりしてきていますが、私が今いじめに苦しんでいる子供たちに、いじめ被害者の一人として伝えたいのは、いじめ加害者のために自らの命を絶ってしまうのは、非常にもったいないということです。虐められていることは恥ずかしい事でもないですし、いじめ被害者に何の落ち度も罪もありません。虐められて辛いと思ったら、学校に行くのをやめてもいいんです。皆に一つしかない命の方が大事なんです。勉強が少し遅れたっていいですし、勉強ができることだけで人間すべてが決まってしまうわけではありません。辛いと思ったらぜひ逃げてください。本当に恥ずかしいのは、いじめ行為を働いている加害者の側であって、いじめ加害者は初戦一人では何もできない小心者なんです。そんな奴のために命を絶たないでください。自らの神経をすり減らし、命を張ってまで学校に行く必要なんかありません。どうかたった一度しかない人生をいじめ加害者のために無駄にしないでください。どうか、いじめ被害で苦しんでいる子供たち一人一人が安心して日々を過ごせるところが一つでも、一か所でもできますように。