sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

九州新幹線長崎ルート…

 九州新幹線のうち、長崎ルートは新鳥栖までを九州新幹線の線路を走り、新鳥栖からは長崎本線佐世保線経由で武雄温泉に出た後、武雄温泉から先はフル規格での建設で、当初はフリーゲージトレインの導入が決定していましたが、車軸の摩耗など、相次ぐ不具合から、導入をあきらめる決定がなされました。
 2022年まではリレー方式による運行が予定されていますが、武雄温泉での乗り換えという形で営業を続けるのか、それとも全線フル規格に切り替えるのかということが問題となっています。
 フリーゲージトレインを導入した場合、車両が重たくなるため、最高時速が270キロに制限され、300キロでの運転が行われている山陽新幹線への乗り入れが難しい点と、車両構造が複雑になるため、メンテナンスに難点があるなど、問題が指摘されています。
 また、全線フル規格での開業を目指すとなると、建設費用が重くのしかかる点が問題となっています。
 私としては、山形新幹線や、秋田新幹線で、安定した輸送実績のある、ミニ新幹線へ、計画変更してはどうかと思います。幸いこの地域は、山形新幹線や、秋田新幹線のように、豪雪に悩まされることはないので、降雪対策は車両・線路などの施設に施さなくても済みます。また、肥前山口までは複線化されており、佐世保線においても線路を増設するという形で運行すれば、深夜時間帯に走る列車がないので、夜間に工事を行えば列車を運休させなくても工事を進めることが出来、車両の構造も複雑にならなくても済み、工事費用もフル規格に比べると、はるかに安く抑えることが出来ます。果たして、JR九州佐賀県長崎県の判断はどうなるんでしょうか。