sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

出水市中2自殺・遺族が提訴

 鹿児島県出水市で2011年9月、市立中2年の中村真弥香さん(当時13歳)が九州新幹線に飛び込み自殺をしたのは、学校がいじめへの対策を放置したのが原因だったなどとして、祖父母が23日、市を相手取り、1200万円の損害賠償を求める訴えを鹿児島地裁に起こしました。
 訴状によりますと、自殺後に学校が実施した同級生らへのアンケートには、「きもい」と言われたり、中村さんのノートが亡くなったりしていたことなどの回答があっとということです。遺族側は「いじめが認識できる状態だったにもかかわらず対策を放置した」と主張しています。また、自殺後も踏み込んだ調査をしなかったうえ、遺族が鹿児島地裁に起こしたアンケート開示を求める判決で、開示を命じられるまで開示に応じず、精神的苦痛を受けたと訴えています。原告で祖父の中村幹年さん(67)は、提訴後に鹿児島市で記者会見を開き、「市教委への再調査を求めたが、応えてくれない。孫が命を懸けて訴えたかったこと、なぜ死ななければいけなかったのかを少しでも知りたい」と語っています。市教委は「訴状が届いておらず、コメントできない」としています。

 ここでもいじめに関する問題で隠蔽が明らかになってますね。なぜ遺族に、裁判所の命令が出るまで、アンケートの開示をしなかったのか。遺族としては、なぜ自分の子供が命を絶たねkてはならない状態に置かれてしまっていたのか、当然知りたいはずです。私には、市教委のアンケート結果の開示を拒否した理由がわかりませんね。市教委は、もっと真摯に遺族の求めに対して、応えるべきだったのではないでしょうか。
 なぜこうもいじめの問題が発覚すると、教育委員会というのは、隠したがるのでしょうか。いじめとどう向き合っているのか、もっと積極的に情報を発信すべきですし、いじめ被害者を出さないようにするために、もっと積極的に外部の識者を迎えるなどの組織改革が必要なのではないでしょうか。
 
 最後に何度も言いますが、人をいじめていい権利なんて誰にもありません。人の人権を踏みにじっていい権利なんて誰にもありません。虐めは犯罪です。将来自分が親となったときに、自分の子供に対して、胸を張って言えるような生き方をしていただきたい。私はそう思います。虐めの被害者がどれだけの苦しみを味わい、一生をめちゃくちゃにされるか、想像したことがありますか?あなたに人の人生をめちゃくちゃにする権利なんてあるんですか?人をいじめて何が楽しいのですか?人の痛みがわかりませんか?自分がされて嫌なことは、人には絶対にしない。そう教えてもらわなかったんですか?いじめに加担している人がもしこのブログを見たら、即刻いじめの加害行為をやめていただきたいと思います。