昨日の早朝、また北朝鮮が弾道ミサイルを発射しましたね。今回は推定高度2100キロを超えたとか。打ち上げから30分後に日本の排他的経済水域の外の海域に落下したものとみられるということですが、何が目的で、このようなミサイルを打ち上げたのかはわかりませんが、非常に危ないですよね。専門家の見方では、意図的に落下地点をずらした可能性が高いということですが、もし陸地に落下していたら…と思うとゾーッとします。
恐らく北朝鮮としては、着実にミサイル技術が進歩しているということをアピールするのが目的だったのかもしれませんが、国際的に制裁が強化されている中でのミサイル発射の強行。韓国に北朝鮮に対して融和的な政策を掲げるムン・ジェイン大統領が誕生して間もない時期の打ち上げだけに、南北対話が大きく遠のいたのではないかと思います。北朝鮮としては、対話の相手は韓国ではなく、アメリカだという事なのかもしれません。交渉のテーブルにつかないとさらにミサイル・核開発を続けるぞっていう脅しをかけているのかもしれませんが、制裁を強化してもダメ、対話をしてもダメとなると打開策がないような気もしますが…。最悪なことだけは起こらないように願うばかりです。
