千葉県我孫子市で、同県松戸市のベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさんが殺害されているのが見つかった事件で、警察は14日午前、遺体を遺棄したとして、リンさんの自宅の近所に住む澁谷恭正容疑者(46)を逮捕しました。
この事件は先月26日、我孫子市にある排水路のわきで、」ベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)が殺害されているのが見つかったもので、警察はリンさんの自宅の近所に住む澁谷容疑者を逮捕しました。
動きがあったのは、リンさんの行方が分からなくなった先月24日と金曜日、同じ時間帯の午前8時ごろだったそうです。警察はリンさんの自宅近くに住む澁谷容疑者に任意同行を求め、その時の様子は、報道陣の問いかけにこたえることもなく、顔を隠すこともなかったそうです。そして、今日の午前8時過ぎに澁谷容疑者は逮捕されました。
捜査関係者の話では、遺体に遺棄現場に残されていた遺留物のDNAの型が澁谷容疑者のものと一致したということです。
リンさんは先月24日午前8時ごろ、学校へ登校するため、自宅を出たのを最後に行方が分からなくなり、その後、26日に遺体で発見されました。リンさんの死因は窒息死とみられ、首に絞められたような跡があったことから、警察は今後詳しく調べる方針だそうです。
この澁谷容疑者、リンさんが通っていた六実第二小学校のPTA会長で、見守り隊にも参加していたそうです。そして、事件後も何食わぬ顔で子供の登校を見守る活動に参加していたそうです。
子どもを見守るはずのPTA会長が殺人の容疑者だったなんて、考えられない話です。こいつ、私と同年代で、子供もリンさんと同じ学校に通っているとか。PTA会長ということは、卒業式や、入学式では、来賓として祝辞も述べたわけですよね。人を殺しておいて、どんな思いで卒業生を送り出し、新入生を迎えたんでしょうか。次なる獲物でも狙っていたんでしょうか。こいつがやったことは絶対に許せないですよね。恐らくリンさんも顔見知りだったはずで、声をかけられても、まさか自分が殺害されるとは思わなかったのではないかと思います。子どもの信用する心理につけ込んで殺害するなんて、絶対に許せないです。
この澁谷容疑者、警察の取り調べに対して、黙秘しているそうなんですが、DNAの型が一致しているという、動かぬ証拠があるわけですので、大人として自分のやったことに対して責任を取る意味でも、きちんと自分の口から犯行の動機や事件を起こしたいきさつなどを事細かに話してもらいたいと思います。そして、裁判では二度と世の中に出てこれないように、厳しい判決を下してもらいたいと思います。
