sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 元嫁に、私が「これは旨い」と言わせるようなお好み焼きを作るようにという課題を与えた2006年の12月最初の日曜日。これまでお好み焼きを作るのに必要な材料は、すべて私が買ってきては生地をこねて、野菜や肉などを用意して、出汁をとってとやっていたので、何度も見ている元嫁にすべてをやらせて、私は一切口出しをしませんでした。
 まずは材料の買い出しから。お好み焼きに必要なキャベツやもやしなどの野菜、豚バラ肉などの材料は一応すべて買いそろえることができました。  
 そして、生地作り。普通はキャベツをみじん切りにして、もやしや玉ねぎなども細かく刻んで、ニンジンを入れる場合は、おろし金ですりおろしてから、卵を加えて、そこから出汁を加えた水か、牛乳を加えて、さらに小麦粉を混ぜ合わせて作るんですが、作っているところを見ると、キャベツはみじん切りじゃなくて千切り、ニンジンはすりおろして入れてなくて、短冊切りにして入れてました。そして、生地を作るのでも一気に小麦粉を流し込んで入れていて、水を足す容量がなくなり、出来上がった記事を見てみると、見るからに粉っぽい感じがする生地が出来上がってました。時々どうやったらいいのかわからなくてわたしに「これはどうやって作ったらいいんかいね?」と聞いてきましたが「俺は一切教えないって言ったろ。今まであれほどお好み焼きを作るのを見てきたんじゃから、わかるだろ?自分の力で「これは旨い」って言わせるものを作ってみろ」といって、作り方を一切教えませんでした。
 その粉っぽい感じのする生地を焼いて、「どうだ」と言わんばかりにお皿に盛りつけていく元嫁。一口食べての感想は「どうやったら、こんなにまずいものが作れるんだ?一体俺がお好み焼きを作るときの何を見てきてたんだ?」ということでした。とにかく生地はパサパサして美味しくないし、キャベツも千切りなのでもさもさして食べにくいし、ニンジンは短冊切りになっているので生煮えだし、そんなんで「どう?美味しい?」と聞かれても「クソ不味い・全然美味しくない」と正直に言ってやりました。子供たちも「なにこれ?全然美味しくないじゃん」と言ってました。これで自分の料理の腕前がどれくらいのレベルにあるのか、思い知ったかと思えば、「そんなんいうんじゃったら食べてくれんで結構。どうせ私はまずいご飯しか作れん」とか」開き直る始末。まずいと言われて悔しいのであれば、どうやったら美味しくできるのか、みんなに喜んで食べてもらえるのか、そんなことは一切考えない元嫁なのでした。本当、あの時に食べたお好み焼きは、この世のものとは思えないくらい、不味いお好み焼きでした。