生徒はいずれも刑事責任を問えない14歳未満でした。
葛西さんは8月25日、JR奥羽本線北常盤駅(青森県藤崎町)で列車にはねられ死亡しました。持っていたスマホに「もう、二度といじめたりしないでください」などと書かれた遺書が残っていました。市教委が設置したいじめ防止対策審議会によると、インターネットや学校内で「きもう」「うざい」「死ね」といった言葉を日常的にかけられていたことが確認されました。
遺族は10月、いじめ再発防止のために、葛西さんの名前と、本人が被写体となり、一度は最高賞に内定した写真を公表しました。この写真を巡っては、葛西さんがモデルだったことを理由に内定が取り消されて騒ぎになり、最終的に最高賞に選ばれた経緯があります。
加害生徒を児相通告することが決まったということですが、14歳未満だということで、刑事責任を問えないんですよね。いじめ=悪だということはわかっていたはずなのに、刑事責任に問えないなんて被害者があまりにも可哀そうだと思います。
私刑というかたちで、この事件の加害者の氏名と顔写真が公開されていますが、、今の世の中、ネットの世界で永久にこういった写真が残り続けるわけで、せめてこれがいいか悪いかは別にして、加害生徒に対する刑事罰の代わりになるのではないかという気がします。ただ、児相の方も、いつどのような裁定が下されたのか、詳しく公表してもらいたいですね。人知れず出所して、人並みの中に紛れ込んでのうのうと生活を送ることは許さないです。