先週の木曜日から昨日にかけて、東京ドームで野球の侍JAPANVSメキシコ代表・オランダ代表との強化試合が行われました。メキシコ戦では1勝1敗・オランダ戦は2勝という成績でしたが、内容はとても手放しで喜べるものではなかったように思います。とにかく先発ピッチャーが点を取られすぎです。あんなに打たれた侍JAPANの先発ピッチャーを見たのは、はじめてな気がしますいくらテストマッチとはいっても、来年3月のWBCでは対戦する可能性のあるチームですし、徹底的に抑えていかないと、足元をすくわれるような格好になるんではないかと思います。
打線のほうは、初戦を除いてよく打ったなぁって感じがします。序盤はリードされていても、ビッグイニングを作って追いつき、逆転するというシーンが見られましたが、やはりキーマンとなったのは、大谷選手かなぁって気がします。特にオランダ戦では、東京ドームの屋根を直撃する2塁打を放ちましたが、打撃力はすごいですね。間違いなくWBC本番でも招集がかかると思いますが、小久保監督はどのように起用するのか、注目ですね。
あと、少し気になるのが、第1回のWBCでは里崎捕手・2回目では城島捕手・3回目では阿部捕手と、絶対的な存在感のあるキャッチャーがいましたが、今回はそういうタイプのキャッチャーがいないなぁって気がします。小久保監督が日本代表の監督に就任してからはイーグルスの嶋捕手が、正捕手を務めていますが、もう少し打撃力が上がればいいんですけどね。
WBC本番まであと4か月。再び世界一の座に返り咲くためにも、とにかく先発ピッチャーがしっかりしてもらいたいです。
