肝付兼太さん逝く

 ドラえもんの骨川スネ夫役を長年務めた声優の肝付兼太さんが亡くなりました。あの独特の声でスネ夫を熱演し、ジャイアン役を長らく務めた立壁和也さんが亡くなったときは「ジャイアーン」と弔辞で語りかけていたのが印象的でした。それからわずか1年で、今度は肝付さんが逝ってしまいました。長年親しんできた声だけに、本当に残念ですね。
 肝付さんはスネ夫のほかにも、銀河鉄道999の車掌さんやアルプスの少女ハイジのセバスチャン・それいけアンパンマンのホラーマン役など、多くの人気アニメの声を手掛けてきました。銀河鉄道999では、列車の運行を任された生真面目な車掌さんを演じ、どことなく頼りない感じがしてましたが、常に人を思いやる役を熱演してましたよね。アルプスの少女ハイジでは、アルムの山から遠く離れたフランクフルトで暮らすことになったハイジをやさしく気遣い、心を病んでしまったハイジをアルムの山に送り返すときは、一緒について行くなど優しくて頼りがいのあるセバスチャンを演じてました。
 アンパンマンでは、ドキンちゃんに恋心を寄せるも、いつもドキンちゃんに、いいようにあしらわれている、ちょっとお間抜けなキャラを演じていました。
 ドラえもんでは、ドラえもんを演じた大山のぶよさんも認知症を患い、闘病中であることが公にされています。長年慣れ親しんできた声優さんが亡くなるのは寂しいですね。これも時代の流れなんでしょうか…。肝付さん、どうぞ安らかにお眠りください。長い間、本当にお疲れ様でした。