sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

宇都宮で爆発

 昨日の午前11:40分ごろ、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園で爆発があり、バラバラになった男の遺体が発見されました。近くにいた3人が爆発に巻き込まれて重軽傷を負いました。栃木県警によると、男は元自衛官の栗原敏勝容疑者(72)で、県警は栗原容疑者が爆発物を使って自殺を図り、周囲の人を巻き添えにしたとみて、殺人未遂容疑で調べています。宇都宮中央署の発表によると、爆発に巻き込まれた宇都宮市のパート従業員の男性(64)と、住所不定無職の男性(58)が肋骨骨折などの重傷で、市内の中学2年生男子生徒(14)が足に軽傷を負いました。
 爆発の数分前には公園からおよそ200メートル北にあるコイン駐車場で栗原容疑者の車が爆発し、車2台に延焼しました。また、午前11:15分ごろには、公園からおよそ8キロ離れた栗原容疑者の自宅からも出火。木造2回住宅119平方メートルを全焼したほか、近隣の5棟の一部や倉庫、車などが焼けました。
 捜査関係者によると、公園の現場からは金属片やビー玉などが見つかっており、手製の爆弾が使われた可能性が高いそうです。
 栗原容疑者の靴下には、A4判の紙一枚に書かれた遺書が折り畳まれて挟まっていたそうです個人的な悩みなどがつづられており、最後に「命を絶って償います」と書かれてあったそうです。
 栗原容疑者は5年ほど前から妻とは別居し、一人暮らしだったそうです。現場の公園は市の中心部にあり、近くには市役所もあるということです。当時は、「宇都宮城址まつり」と「伝統文化フェスティバル」の二つのイベントが開かれ、300~400人が詰め掛けていたそうです。
 爆発は園内の特設ステージで市民が地域の伝統芸能などを披露していた際に発生。大音響とともに、イベント会場から70メートル離れた園内東側から煙が上がり、騒然となったそうです。大きな煙が上がった様子を見たいベントスタッフが119番通報し、爆発によりイベントは中止されました。
 陸上自衛隊北宇都宮駐屯地にによると、栗原容疑者は同駐屯地で陸上自衛官として勤務し、1999年に定年退職。同駐屯地には、爆発物を扱う部署はなかったということです。

この事件を聞いたときは、日本国内でもテロ事件が起きたのかと思いました。テロ事件ではありませんでしたが、自殺をするのに爆発物を作り、大勢の人が集まるイベント会場で爆発させ、周囲にいた人を巻き添えにするなんて、自爆テロ事件と何ら変わりないと思います。どんな悩みがあったのかは知りませんが、他人を巻き添えにして自殺するくらいなら、自分一人で死ねよって思います。命を絶って償わなければならないほどの悩みって何なのかは、私には知る由もありませんが、恐ろしいですよね。巻き込まれた人の命に別条がないのが、不幸中の幸いと思いますが、もし巻き込まれた人が命を落とすようなことがあったら、もっと現場は悲惨の状態になっていたのではないかと思います。
 それにしても爆発物をどうやって作ったんでしょうか。ネットで調べたのか、それとも、元々爆発物に詳しかったのか。こういう事件が起こると模倣犯が現れることもありますので、気を付けなければいけませんね。