sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 大井川鉄道井川線トロッコ列車に揺られてのんびりと旅を続ける私たち。千頭駅を発車するとすぐに山深い中を走るようになり、列車は急カーブに車輪をきしませながらゆっくりゆっくりと走っていきます。新緑の鮮やかな木々の間を走り抜けて、時折車窓から見える大井川の流れ。井川線を上流へと遡っていくと、次第にその流れが急流になっていくのが分かります。その井川線の見どころとなっているのが、アプト式レールを走る区間。アプトいちしろ~長島ダム間は専用の機関車が連結されて、90パーミルの急こう配を上り下りしています。そして、閑蔵→尾盛間には、営業中の鉄道路線の橋梁の中では、最も水面から高いところにある関の沢橋梁があります。ここから眺める景色は、すごく見晴らしがよくて、絶景ですが、高所恐怖症の人は、下を見ないほうがいいかもしれませんね。次男も下を見て「ぶち怖い~」と言ってました。水面からの高さが70メートル以上あるので、幼稚園児だった次男から見れば、恐怖を感じる高さだったのではないかと思います。そしていくつものトンネルを潜り抜けて井川に到着。ここは静岡市葵区にある駅ですが、大都会静岡市内にあるとは思えないくらい山深いところに位置しています。駅前を散策していると、折り返しの列車の発車時刻が迫っていたので、再び列車に戻って千頭を目指した私たちです。私たち以外にも観光客と思われる乗客が結構乗り込んでいました。そして一はおとなしく乗っていた元嫁ですが、次第に無口になり、明らかに不機嫌な顔をしていました。そしていつものようにグチグチ文句を言い始めたのでした。「こんなド田舎に連れてきやがって」「ただ列車に乗っただけじゃん」などと文句を言っていました。私たち以外にも、たくさんの観光客がいる中で、文句を言い出して、次第には、周りの乗客にも聞こえるくらいの声で文句を言い出す始末。列車の車内という公共交通機関の中で、周りからは何事かっていうような目で見られるし、私が元嫁を起こり飛ばすわけにもいかないので、私は他人のふりをして、子供たちと列車に揺られていたんですが、列車が千頭に到着して、車に乗り換えて箱根の宿舎に向かう車内で、とうとう元嫁がやらかしたのでした。