sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

児童ポルノ自画撮り増加

 今日のヤフーのニュースで、児童ポルノに関する記事が掲載されてました。なんでも自画撮りで自分の裸を撮影した画像をネット上に乗せるケースが相次いでいるそうで、普通の子が安易に行っている傾向にあると、専門家は警鐘を鳴らしています。

警察庁によると、2015年に児童ポルノ事件の被害が特定された子供は905人と過去最悪を記録。そのうち、自画撮りによる被害者は376人と、全体の40%を占め、統計を取り始めた12年から1.8倍に増えているそうです。被害者の半数以上が中学生で、高校生が39%・小学生も5%に上ったそうです。

愛知県警中村署は今年1~7月、当時14~17歳の女子中高生に自画撮りさせ、無料通信アプリ「LINE」などで送信させたとして、計5人の男を児童ポルノ禁止法違反(単純製造)容疑で書類送検しました。同署によると、少女たちは友達作りなどを的としたインターネット上のアプリで男たちと知り合い、裸の画像を求められると進んで撮影し送っていたそうです。「誰かに構ってほしかった」「アプリのスタンプをくれるといわれた」などが送信理由で、いずれも非行歴や歩道歴のない「普通の子」だったそうです。

自画撮りで罪に問われた子供もいるそうです。県警西枇杷島署は昨年11月以降、自分の裸の画像をツイッター上に掲載したとして、県内外に住む当時13~17歳の少年少女計7人を児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)などの容疑で書類送検するなどしました。少女らは「フォロワー(読者)数を増やしたかった」「みんなにちやほやされたかった」などと動機を供述。匿名で投稿し顔を映してなかったため、「ばれないと思った」とも話しているそうです。

同署管内では14年、ある中学校で女子生徒が自分の裸の画像を男子生徒に送信することが一部で流行。画像を受け取った複数の男子が補導されるなどしたそうです。男子・女子ともに「ノリでやった」と話したということです。

自画撮りを巡っては、そうしないと、画像をネット上にばらまくなどと脅される事件も全国で起きています。捜査関係者は「ネット上の相手に無防備に気を許し、危険性を全く考えていないのが大きな問題」と危機感を募らせています。全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長は「スマホという手軽な手段で、簡単にかわいく写真が取れるため、子供たちの間で自画撮りへの抵抗は少ないといえる。こうした事例を教材に、子供同士や親子で話し合い、問題意識を持つことが必要だ」と話しています。

確かにスマホの普及で、より鮮明に、手軽に写真が写せるようになって、ネット上への写真の掲載も簡単にできるようになりましたよね。そのおかげで私もどこかに出かけた時などは、現地からそのまま写真を添付した状態でブログの更新をしていますが、こういった便利なツールも、使い方を誤れば、取り返しのつかないことになるんだっていうことをしっかりと認識する必要があるように思います。
 自分の顔や裸の画像を見知らぬ相手に送信してしまうと、受け取った側に悪意があった場合、ネット上に拡散されて、永久に消し去ることはできなくなってしまいますからね。。こういった危険性があるということを、親である私たちが、子供たちにきちんと教えて、軽い気持ちで自分の裸を映してネット上に乗せたり、送信したりすることのないようにしなければいけませんね