ここでは、今までの私の歩んだ人生について書き込みをしていますが、私のこれまでの人生の中で、大きなターニングポイントとなった出来事の一つに、統一教会とかかわってしまったということが挙げられます。
ここでは、統一教会などのカルト集団がどのようにごく普通の一般家庭に入り込み、家庭をむしばみ、破壊をしていくか、私の知っている限りのことを書こうと思います。
私たちの家庭に統一教会が入り込むきっかけになったのは、以前も書き込みをしましたが、元嫁が起こした交通事故が発端です。事故を起こし、その事故の保険の対応をした旧姓山田(現岩田※仮名）が統一教会防府支部の古参幹部で、熱心な信者であり、事故を頻繁に起こす元嫁に対して、「Kちゃんには障害があるし、智ちゃんはしょっちゅう事故を起こす。これは、浮かばれない先祖がおるからなんよ」と言って不安をあおり、統一教会に入信させたのが始まりです。その後、私も初めは統一教会だとは知らずに、元嫁の通っている教会の施設に足を何度か運びましたが、何かおかしいと思い、「韓国への旅行が当たった」と言って韓国に連れていかれた後、帰国して高額なツボを買う契約をしていて、契約解除ができなくなっていること、さらに私の預貯金や、子供たちの将来の為にと思って預けていた定期預金もすべて解約されて、統一教会の手に渡っていたことなどを知らされて、私はそれから一切かかわらないようにしていました。しかし、元嫁に施された洗脳を解くことはできずに、離婚という結末を迎えたわけですが、このように統一教会などのカルト集団に引っかかる理由は、どこにでも転がっていると思ったほうが間違いないと思います。大学のサークル活動や隣近所の人に家庭の悩みなどを話したら、その人がカルト集団にかかわっている人だった…。という話もよく聞きますし、よく家に押しかけてきては、家庭の悩みなどを聞き出して「あなたの幸せをお祈りさせてください」などと言って回る人物がいたり、街角で「あなたには霊が取り付いている」などと言ってくることもありますが、こういう連中は、まずカルト集団の一員とみて間違いないです。人間の目に霊なんて見えるはずなんてありませんし、今の自分の環境が幸せなのかどうかなんて、人それぞれで見方や尺度が違うわけで、こういうやつらに幸せがどうのこうのなんていわれたって、信じるものではありませんし、どこの家庭にも、大なり小なり、悩みの一つや二つあると思います。それを報われない先祖がいるせいだ。今すぐ供養しないと地獄に落ちる。などと言われても、相手には、自分の先祖がどういう人物だったのかは、知る由もありません。このようなことを言ってくるような人物は、カルト集団の一員だと疑ってかかる必要があるように思います
特に家庭の悩みで多く指摘されるのが、子育てにかかわること。特に小さい子供がいる場合や、思春期の子供がいる家庭・子供がいじめなどの問題を抱えている場合、不安をあおり、カルト集団に勧誘し、家庭の崩壊を招くということが往々にしてあります。自分には関係ないと思われる方も多いと思いますが、詐欺と一緒で、自分は絶対に引っかからないと思うのは、非常に危険です。現に私も、統一教会のことが連日のように報道されていたときは、自分には関係のないことだと思っていて、まさか自分の身に降りかかってくるなんて夢にも思わなかったですから。家族や身近な人の言動がおかしいなと思ったら、信頼できる人に相談することが大切です。私も統一教会というカルト集団を相手にして、何とか元嫁をやめさせようとしましたが、とても一人じゃ太刀打ちできるような相手ではなかったです。
