sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 それぞれ進級して一学期が始まって、最初の土曜日。息子の音楽センターでの初めての練習が行われました。はじめは曲を演奏するのではなく、バスドラとスネアードラムを交互にたたく基本練習からのスタートでした。初めてドラムセットを目にした息子は、最初、何をするのかわからなかったみたいで先生がドラムをたたく様子をじっと見ていました。そしてまずはスティックを手に握って、椅子に座って、高さを調節してもらい、足がバスどらに届く位置にセッティングしてもらって、先生が「足で思いっきりペダルを踏んでごらん。」という言葉に合わせて息子が思いっきりバスどらのペダルを踏みこみました。「ドン」と部屋中に響き渡るバスドラの大きな音。息子が初めて自分の体を使って楽器の音を出した瞬間でした。力強く響き渡ったその音は、今でも私の耳に残っています。そして先生が息子の手を持ちながら、バスドラとスネアードラムを交互にたたく練習を繰り返してその日の練習は終わりました。このときは次男もついてきていたんですが、「兄ちゃん格好良かったねぇ~」と話していました。このときに息子が見せた表情は、普段私たちに見せない顔でした。なんだかとてもうれしそうな、とても幸せそうな顔をしていました。そう、「僕にもできることがあるんだよ」というような表情でした。それ以来息子はドラムをたたくのを楽しみに音楽センターに月2回通うことになりました。
 息子は音楽センターに通うまでは、母親である元嫁から自分の存在自体を否定され続けて、育児放棄に近い状態で育ってきていつも暗い表情をしていたんですが、ドラムをたたいているときは、本当に幸せそうな顔をしていました。
 これは統一教会の奴らのやることでは、決して味わえない幸福感だったのではないかと思います。元嫁は統一教会を信じることこそ、家族みんなが幸せになれると、そう信じていましたが、多くの過程では、統一教会によって家庭が崩壊し、多額の財産をだまし取られて、多くの人が借金をしてまで献金をしていたので、その返済に困窮するという事態に陥ってましたから。幸い私たちは借金をするところまではいかなかったので、生活が困窮する前に別れることができたんですが、統一教会による洗脳地獄は脱会した後も大きな尾を引くといいますからね。
 この音楽センターには元嫁も何度か行ったことがあるんですが、元嫁は、息子がドラムを演奏しているときのうれしそうな表情を見て何も思わなかったのか「あんなへたくそな演奏だったら私にだってできる」などと豪語していましたが、リズム感が全くない元嫁に、正確なリズムを刻むことが要求されるドラムの演奏など、到底無理な話なのでした。
 それにしても自分の息子がせっかく一生懸命頑張ってドラムを練習しているのに、へたくそって。自分の息子の頑張りを認めようとしない元嫁でした。
 私は元嫁のリズム感がどれほどのものか思い知らせてやろうと、カラオケボックスに連れていって「モニターを見ずに自分の得意な歌を歌ってみろ」と言って、歌わせてみましたが、曲のテンポと、元嫁の歌が全然あっていなくて、「あれ?このカラオケ、壊れてるんじゃないの?」などというので、「これがお前の実力なんだよ。息子がどれだけ一生懸命ドラムを演奏しているか、これでわかったろ?お前のほうがよっぽどかへたくそなんだよ」と言ってやりました。これには、元嫁も自分の実力を認めるほかなかったみたいです。
 そして次は次男のサッカースクールデビューの日がやってくるのでした。