昨日投票が行われた第24回参議院選挙。ふたを開けてみると、与党自民・公明の大勝でしたね。改選議席で過半数を確保し、安倍政権はこれからもアベノミクスをフルに推進するみたいですね。私の実感として、アベノミクスによって潤っているのは、一部の投資家や金持ちなどの富裕層、あるいは大企業の経営陣ぐらいじゃないでしょうか。大企業は法人税率が引き下げられましたが、それを従業員の給料に回すどころか、内部留保をため込んでいます。そして従業員に対しては「経営環境が厳しい」と、毎年の春闘で言っています。法人税率を引き下げるより、従業員にもうけを分配させるようにするのが政治の役割じゃないかと思います。そんなこともしないで、アベノミクスをふかすとか、アベノミクスを推進するとか言ってほしくないです。
いくら景気が良くなった、株価が上がった、実質賃金が上がったといっても、あまり私にはそのような実感はありません。というのも、今の生活は、残業があるから成り立っているわけで、残業がなくなったら家計はかなり苦しいものがあります。現に今年の3月から6月までは、私の職場では全く残業がありませんでした。その影響で月収は7万~8万円減少しました。
まぁ、選挙結果が出た以上、安倍総理には日本に暮らす人々皆に景気回復が実感できるような政策をとってもらいましょう。そしてそれが実現できなかったら、即刻退陣してもらいたいです。