日本各地で、ローカル線の活性化や観光客誘致につなげようと、列車に乗りながら、沿線の車窓を眺めつつ、食事を楽しむことのできるレストラン列車が各地で登場していますね。沿線の食材を使ったフルコースの料理が味わえたり、季節の旬な食材を使った料理が味わえたり、いろいろと趣向を凝らした列車は登場しています。ただ、料金が高いことが多く、そこが難点ですよねぇ。もう少しリーズナブルな料金で食事が楽しめる列車があってもいいような気がします。その点JR九州が運行するA列車で行こうやゆふいんの森はそんなに高価な食事が出るわけではないんですが、リーズナブルな食事ができる列車としておススメです。
それと、JR西日本の広島・山口地区には瀬戸内マリンビュー・みすゞ潮騒号が運転されていますが、観光列車という割には食事が車内でできるわけでもなく、いまいち物足りなさを感じます。観光列車として今後も運転を続けるのであれば、食事ができるように、もう一両ずつ車両を増結したうえで、走らせてみてはどうでしょう。さらに人気が高まると思います。
また、JR北海道はこのような列車を運行していませんが、札幌から千歳線・石勝線・根室本線・函館本線経由で周遊する列車を走らせて、トマムと富良野で観光する時間を設けたうえで、食事も味わえる列車を走らせてはどうでしょう。また、日本一長時間走る鈍行列車として有名な滝川発釧路行きの列車に、食事を楽しめるように、もう一両車両を増結して、観光利用の促進につなげてはどうでしょうか。また、観光路線として有名な釧網本線・根室本線(花咲線)にも旅と食事が楽しめる列車があればいいなと思う私です。現状はJR北海道にそのような列車を運行する余裕はないかもしれませんが…。せっかくの素晴らしい景色を食事を楽しみながら旅ができたら素晴らしいと思います。
