14日に発生した熊本地震。前震とみられる最初の大きな地震ではマグニチュード6.5で、益城町で最大震度7を観測しました。当初はこれが本震だと考えられていましたが、土曜日の午前1:25分ごろに発生したマグニチュード7.3の大地震でさらに大きな被害が出てしまい、今現在、41人の方がなくなり、11人の方との連絡が取れなくなっているという状態になっています。
被災地では懸命な救助活動・復旧作業が行われていますが、それを阻んでいるのが断続的に発生している余震とみられる地震です。テレビ・ラジオ・スマホのニュースを見ているとひっきりなしに地震速報が流れて、震度3や4を観測しています。体に揺れを感じる震度1以上の地震が14日以降460回を超えており、被災した地域では、新たな被害の発生が懸念されています。
今回は日奈久断層と布田川断層の付近で地震が発生し、それが複雑に絡み合って、多くの地震を誘発しているとの見方もありますが、震源域が大分県側にも広がっている点と、阿蘇山などの活火山に与える影響が一番懸念されるところでしょうか。一刻も早く収束に向かってほしい。そう願わずにはいられない私です。