今日はJR各社のダイヤ改正の日。この改正での大きな目玉といえば、やっぱり北海道新幹線の新青森から新函館北斗までの開業でしょうか。はやぶさとはやてが東京と新函館北斗間を10往復・仙台、盛岡、新青森間にそれぞれ1往復ずつの合計13往復が運転されます。このほかにも臨時列車の設定もあり、北海道がぐんと近くなったなって気がします。ただ、いくつか問題点もあるようにも思えます。まずは全席指定となっており、自由席は設けられていないということ。特急白鳥・スーパー白鳥には自由席が連結されていて、気軽に乗ることができましたが、今後は基本的にそれができなくなります。そして、新青森と新函館北斗では、在来線との連絡も考慮されていますが、途中駅の奥津軽いまべつと、木古内では、接続する列車の運転本数が少ないこともあり、接続は悪いです。いずれもJR北海道とは別会社による運行であるため、あまり接続に関しては考慮されなかったのかもしれませんが、これは改善の余地があるように思います。
ただ、この新幹線は北海道と本州を直結させたという意味でも、開通の意義は大きいと思います。今後は新幹線という資産をどのように生かしていくのか、JR北海道の経営手腕が問われているようにも思います。