今日の朝9：50分より、息子の通う支援学校で行われた卒業式。息子は寄宿舎で今日を迎えたので、私と母の二人で学校に向かいました。
学校に到着して受付を済ませて、そして保護者の控室でしばらく待機した後、卒業式が行われる体育館へ。私は会場入りしてすぐに、ビデオカメラのセッティングと動作確認、そしてデジカメの確認を済ませて、あとは児童・生徒の入場を待つだけとなりました。私たちが会場入りした時に、在校生たちはすでに体育館に入っていて、保護者も全員揃ったところで、卒業生が入場してきました。息子は最後のほうに入場してきて、背筋をピシッと伸ばした凛々しい姿で入場してきました。
卒業生が全員入場して、着席したところで卒業式の会式の言葉が述べられた後、小学部から順に卒業生の名前が呼ばれて、みんな元気よく返事をしていました。小学部・中学部の卒業生の名前が呼ばれて、卒業証書の授与が行われた後、いよいよ高等部24名の卒業生の名前が呼ばれて、卒業証書の授与が行われました。卒業証書の授与を見ながら、支援学校に入学してからのことを思い出すと、思わずウルッとしていました。支援学校に入学してから6年がたったということを思うと、この6年は早かったなぁって思う私です。この6年間で息子は心身ともに随分成長しました。今日無事に卒業式を迎えられたのは、息子のことを懸命にサポートしていただいた学校の先生方や寄宿舎の先生方、そしてそれぞれが障害を抱えながらも、毎日明るく元気に息子と接してくれた学校のお友達の影だと思います。高等部3年生は就労・就職・進学と、それぞれの道を歩んでいくことになりますが、今日卒業を迎えた子供たちに、明るい未来が待っていることを願ってやみません。
今後は支援学校のOBとして、学校の行事への参加など、何らかの形で学校と関わらせていただけたらと思います。
最後に私がもう一つ安堵したのが、私が味わった地獄のような苦しみを息子に味わってほしくなかったので、学校内で起こるいじめを心配していたんですが、幸い息子は私が味わった苦しみを味わうことなく、無事に卒業式を迎えられたので良かったです。
息子へ。本当に卒業おめでとう。これからも親子で仲良く親子漫才みたいな毎日を暮らしていこうね。今日は大好きな焼肉だよ。本当によかったね。
