今日1月17日は、阪神・淡路大震災が発生した日。今から21年前の阪神・淡路地方をマグニチュード7.3の都市直下型の地震が襲いました。神戸市長田区などで、戦後初めて震度7の揺れを観測し、淡路島から明石市・神戸市・三田市・宝塚市・尼崎市・西宮市大阪府北部にかけて、大きな被害を出し、死者は6434人に上りました。死者の多くは、倒壊した建物の下敷きになって、その後に発生した火災によってなくなったものでした。この大災害から21年が経過して、自信を知らない世代が増えて、今では全体の4割が地震を知らない世代か、他の地域から転入してきた人だといいます。今一番課題になっているのが、震災から21年が経過し、当時被害にあった人たちが高齢化し、震災の教訓を後世にどう伝えていくかということ。この地震では、地域の連帯・共助の重要性が、あらためて認識されるきっかけにもなりましたが、今はその地域の連帯も薄れつつあるといわれています。