sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 次男の誕生日が終わった一か月がたった2004年11月23日。この日は私は仕事が休みで、息子と一緒に私の母校の文化祭に顔を出していました。次男も誘ったんですが、「お母さんとお出かけする~」というので、私と息子の二人で出かけてきました。 
 吹奏楽OBということで、部室のほうに顔を出して、後輩の練習風景を見たり、体育館に移動して、後輩の演奏を生で聴いたりしてました。演奏を聴く限りでは、私たちが現役のころよりもうまいんじゃないか?っていう感じがするほど、迫力のある演奏を披露していました。演奏中は携帯電話の電源を切っていたので、その間に元嫁が追突事故を起こしているとは、夢にも思わなかった私です。
 吹奏楽部の演奏が終わって、ほかに来ていた吹奏楽部のOBみんなでどこかに昼ご飯を食べに行こうということになり、どこに行こうかってみんなで話をしていて、ふいに『携帯の電源切ったままだったな』というのを思い出して、電源を入れて着信履歴を見てみると、見知らぬ番号から十数件の着信があり、さらに留守電に『奥様が私の車に追突して、小郡第一病院に搬送された』という連絡があったので、どこかに食事をしに行くというような状況ではなくなったので、みんなに「元嫁が事故ったから、今から病院に行ってくる』と告げて、大急ぎで元嫁が搬送された病院に向かった私です。私が気になったのが、まず、追突された方の容態です。なんでも大阪で個人タクシーを経営していて、会社の休みを利用して、タクシーに使っている車で山口に帰省されていたとのことでした。幸い被害者の方お二人にはけがやむち打ちなどの症状もなく、大丈夫そうだったので、次に気になった次男のところに行ってみました。次男は事故で動揺しており、不安そうに泣いていたので、私が『もう大丈夫じゃけぇね。もう泣かんでも大丈夫よ』そういってそっと抱っこしてやると、安心したのか泣き止んで元嫁のところに行って、なぜ事故を起こしたのか詳しく聞いてみました。
 まず、車をなぜ運転したかですが、美東町にある自分の家の墓に墓参りに行こうとしたらしく、次男をチャイルドシートに乗せて、足元が寒くないようにタオルケットをかけて運転していたそうです。そして椹野川を渡ってすぐの交差点を右に曲がって、新幹線の高架橋の下をくぐって、走っていると、次男の足元にかけたタオルケットが落ちたので車を止めずに拾おうとしたそうです。このとき、前方の信号は赤で、まだ十分車間距離があるから大丈夫だろうと思って拾って次男の足元にかけてやって、前を見ると赤信号で停車していた車がすぐ目の前に迫っていて、急ブレーキを踏んだけど間に合わなかったという思い込み・だろう運転で事故ったのでした。この事故で気が動転した元嫁は精神的に不安定になり、病院に担ぎ込まれたという次第です。
 事故の大まかな概況を聴いて、次男たちを連れて帰ろうにも、チャイルドシートは、事故った元嫁の車についたままになっていたので、カーディーラーに行ってチャイルドシートを受け取って私の車に装着して、病院に引き返して二人を乗せて、被害にあわれた方に謝罪をして、家に帰ってきた私です。
 そして損害保険のほうに連絡をして、事故処理をしてもらって、このとき保険の担当になったのが住友生命防府支部に勤めていた山田幸子(仮名)という女でした。この女、保険外交員としてやり手であるだけでなく、統一教会防府支部の古参信者で防府支部の幹部でもあるという裏の顔をも持っている女でした。その当時、私はそんなことは全く知らなくて(統一教会支部があること自体知らなかったです)、保険外交員として事故処理もきちんとやってくれる女として信じていたんですが、この女が統一教会に元嫁を丸め込んで入信させるとは思ってもみなかった私です。手口としては、「智ちゃんは事故をよく起こすし、Sさん(私です)との家族の間には軋轢があるし、息子さんは自閉症じゃし、絶対あんた何かに憑依されちょるんよ。絶対お祓いを受けたほうがいいよ。何か浮かばれんご先祖様とかがおるんじゃない?私がいいところ知ってるから、今度一緒に行こう」とこのように誘われたと元嫁がのちに語っています。これが統一教会に関わることになるきっかけになったのでした。このように家族や身内に不幸が怒るのは、ご先祖様のせいで、きちんとお祓いを受けないと、さらに悪いことが起こるといって不安をあおって、入信させるというのが、統一教会の常とう手段です。なので、皆さんも統一教会などの詐欺グループや、霊感商法に引っかからないように気を付けてくださいね。