侍ジャパン準決勝敗退・3位決定戦へ

　おとといの木曜日に行われた、世界野球プレミア12の準決勝。韓国と対戦し、日本代表侍ジャパンは、4回にタイムリーヒットや相手のミスに付け込んで、3点を先制しました。投げては大谷投手が気迫のこもった投球で、7回を1安打に抑える快投をみせて、その後を引き継いだ則本投手も8回を三者凡退に抑えて、あとは9回の攻撃を残すのみとなった状態で、最終回に突入しました。しかし、最終回に則本投手がとらえられて、3連打で1点を失い、さらにノーアウト満塁のピンチで後を託された松井投手が松井投手が押し出しの四球で１点差。さらに増井投手が逆転のタイムリーツーベースを打たれてしまい、まさかの４失点。その裏の攻撃を相手投手に抑え込まれて、準決勝での敗退となりました。私はテレビ中継を見ていたんですが、７回・８回の得点のチャンスをものにできなかったことが、最後になって響いたのかなって感じがします。大谷投手が素晴らしい投球を見せていただけに、もったいない敗戦となってしまいましたね。

　でも、もうひと試合残っています。メキシコとの３位の座をかけて、是非とも勝って最後を締めくくってもらいたいと思います。

　こうやって国際大会を見てみると、短期決戦で、しかもほとんどが対戦したことのないピッチャーばかり。以下に色々と出てくるピッチャーに柔軟に対応できるかが、勝敗の行方を左右するカギになるのではないかなって気がしました。今後のWBCや東京オリンピックで野球が復活するかもしれないということを考えると、、この試合での敗戦で見えてきた課題もあると思います。次のWBCまでの間に、国際試合でもしっかりと通用するクローザーを育てていってほしいなと思います。そのためにも、今回クローザーを務めた松井投手には、さらなる経験を積んで成長してほしいなと思う私です。