境港に行って、熊下の実家に立ち寄って、熊毛の両親が言った何気ない一言でけんかになって、非常に最悪な幕開けを迎えた夏休み。息子は夏休みに入ったっていうことは、家にいる時間がそれだけ長くなるということで、なんだか気の重たい感じがする私でした。息子と次男がおもちゃの取り合いなので、兄弟げんかをするというのは子供の成長過程で仕方がないにしても、元嫁と息子が顔を合わせる時間が増えると、息子に対する風当たりも強くなるわけで、ほかの子供たちができて息子にできないことに目が行きがちになって、元嫁のフラストレーションがたまって暴言を吐く。というのが目に見えていたからです。そして案の定、息子に対して『お前なんか産まんかったらよかった』『お前なんか出ていけ』などという暴言を吐き捨てるのを何度も見かけました。私も時間があるときは息子を外に連れ出して、暑さ対策をしっかりしたうえで自転車の練習をさせたり、実家に連れて行ったりして息子と元嫁が、なるべく顔を合わさないで済むようにしていたんですが、私も仕事を抱えている身。どうしても時間的な制約もあって、息子を元嫁に預けなければならないことが多く、息子をかばいきれなかったというのが実情です。