sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

9・11から14年

 オサマビンラディン率いる国際テロ組織、アルカイダによって引き起こされた9・11アメリカ同時多発テロ事件から14年を迎えました。あの日、私は夜勤に従事していて、あの衝撃的な映像は、夜勤の昼休みの臨時ニュースで知ったんですが、ワールドトレードセンターに2機・アメリカ国防総省ペンタゴンに1機・そしておそらくホワイトハウスめがけて飛んでいたとみられる旅客機が1機、乗客の機転によって平原に墜落させられて、たくさんの死傷者がでましたが、この事件、のちに起こる対テロ戦争の引き金を引いた事件でもありました。この事件の後、テロには屈しないということで、アメリカを中心とする軍隊がアフガニスタンを攻撃した後、大量破壊兵器を隠し持っているとして、イラクを攻撃し、サダム・フセイン大統領を暗殺し、これが尾を引く形で、今の中東諸国の政情不安につながっています。アメリカが対テロ戦争で攻撃を加えた地域では、テロ組織が息を吹き返して、タリバンが勢力を伸ばしているほか、イラクやシリアではイスラム国(IS)が情け容赦ない残虐的行為を繰り返しながら勢力を拡大しています。あのとき対テロ戦争と称して、軍事作戦を取らずに、対話の道を選んでいたら、今のテロ組織の台頭はなかったのかなと思います。あの事件で犠牲になった人も、戦争への道を歩むことを望んではいなかったのではないか?14年目の9・11を迎えて、ふとそう思った私です。戦争は憎しみを生むだけです。解決を図るためには、辛抱強く対話をしていくのも大切なのではないか?憎しみの連鎖は誰かが断ち切らなければ、消え去ることはないでしょう。やられたらやり返すでは、血みどろで泥沼の混乱が続くだけです。