sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

いじめを無くす為にはどうすれば・・・

 連日のよう大きく報道されているいじめに関するニュース。いじめを経験したものとして、本当に心が傷みます。いじめや子どもが引き起こす凶悪事件を目にするたびに思うのが、どうやったらいじめをなくすことができるのかと言うことです。私自身、いじめにあって、自分の存在価値をすべて否定され、生きる権利さえ認めてもらえなかった辛い経験から今年で31年が経過しますが、未だにそのときに負った心の傷は癒えていません。今も時々悪夢にうなされますし、時折やり場の無い怒りがこみ上げてくることがあります。いじめと言うのはその被害者の人格までも変えてしまう、恐ろしい犯罪です。

私は、自殺未遂を起したことがあるので、辛いいじめを苦にして自殺して行く子どもたちの気持もよくわかりますし、逆に恨み・憎しみ・辛みを晴らすために警察沙汰になるような事件を起す子供たちの気持ちもよくわかります。恨みを晴らすために仕返しをして、更にそれが新たな恨みを生む。そのようなアクの循環を断ち切るために、大人である私達に何ができるのか。子育てをしながらずっと考えてきました。
 確かに私の息子も次男もいじめとは無縁な学校生活を今の所送っています。でも、自分の子どもがいじめにあわなかったらそれでいいのかというと、そういうものでもないと思います。私は次男にあうたびに「クラスにいじめは無いのか・お前がいじめられていないか・他の子がいじめられていないか」そういうことを聞いていますが、次男の耳にはいじめに関する情報ははいっていないようです。
 自分の子ども達は、私が味わった地獄のような苦しみを味あわずに今の所学校生活を送っているので安心しているんですが、この先どこでいじめと言う地獄が口をあけて待ち構えているかわかりません。もし自分の子どもがいじめの被害者になってしまったら…。逆に加害者になってしまったら。やっぱり子どもを学校に預けている親としては、自分の子どもやクラスにいじめが存在していないか気になります。

いじめは絶対になくならねーよっていうネガティブな意見もありますし、いじめられる側にも原因があるという何の根拠も無いことが未だに信じられているという現実もあります。いじめを無くす為にはどうしたらいいのか。やっぱり地道にかつていじめの被害を受けた側の人間が声を上げて行くしかないのかなぁって思います。いじめはなくならないって、何の行動も起こさなければなくならないでしょう。しかし、何か行動を起すことによって、いじめが少しでも減らすことができるのであれば、私はブログを通じて全国にいじめを許さないという声を発信して行こうと思います。私のブログに来てくださる方の多くが、私と同年代で、子育て真っ最中の方が多いと思います。自分の子どもがいじめの被害にあっている・いじめの加害者になっているなどの問題があれば、私の答えられる範囲でどうしたらいいか、考えて行くことができればいいなと思います。