sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ありがとう

 この前、NHKのニュースウォッチ9で、宮城県石巻市東日本大震災による津波によって亡くなった、幼稚園児佐藤 愛梨ちゃんのことが紹介されていました。愛梨ちゃんはようちんから帰る途中、津波に巻き込まれて、津波によって発生した車両火災で亡くなったそうです。このとき、愛梨ちゃんは恐がる皆を少しでも勇気付けようとして、歌を歌って皆を元気付けていたといいます。なくなった愛梨ちゃん自身も恐くてたまらなかったと思いますが、それでもみんなを勇気付けようとして歌ったのが、いきものががりのありがとうだったそうです。
 愛梨ちゃんのお母さんはインタビューで、愛梨ちゃんの遺体が見つかったとき、抱きしめてあげられなかったのが今でも心残りだと話していました。遺体は焼け焦げていて、抱きしめると崩れてしまうからだそうです。
 皆を勇気付けようとして歌ったありがとう。この曲はなくなった愛梨ちゃんが大好きだった曲だそうで、この話を聞いたときは、小さな女のこのゆうきに、私ももらい泣きしてしまいました。
 今回は再掲載と言うことになりますが、改めて、震災でなくなった愛梨ちゃんのことを思いながら書き込みしようと思います。
ありがとう
作詞 作曲 水野 良樹 編曲 本間 照光
 
”ありがとう”って伝えたくて あなたを見つめるけど
繋がれた右手は 誰よりも優しく ほら この声を受け止めてる
 
まぶしい朝に 苦笑いしてさ あなたが窓を開ける
舞い込んだ未来が 始まりを教えて またいつもの街へ出かけるよ
 
でこぼこなまま 積み上げてきた 二人の淡い日々は
こぼれたひかりを 大事にあつめて いま輝いているんだ
 
”あなたの夢”がいつからか”二人の夢”に変わっていた
今日だって いつか 大切な 瞬間
あおぞらも 泣き空も 晴れ渡るように
 
”ありがとう”って伝えたくて あなたを見つめるけど
繋がれた右手は まっすぐな想いを 不器用に伝えている
いつまでも ただ いつまでも あなたと笑ってたいから
信じたこの道を 確かめていくように 今 ゆっくりと 歩いていこう
 
ケンカした日も 泣きあった日も それぞれ彩咲かせて
真っ白なこころに 描かれた未来を まだ書き足していくんだ
 
誰かのために生きること 誰かの愛を受け入れること
そうやって いまを ちょっとずつ 重ねて
喜びも 悲しみも 分かち合えるように
 
思いやることに幸せを あなたと見つけていけたら
ありふれたことさえ 輝きをいだくよ ほら その声に 寄り添って行く
 
”あいしてる”って伝えたくて あなたに伝えたくて
かけがえのない手を あなたとのこれからを わたしは 信じているから
”ありがとう”って言葉をいま あなたに伝えるから
つながれた右手は 誰よりも優しく ほら この声を受け止めてる
 
愛梨ちゃんのお母さんは、なくなった愛梨ちゃんに「私のところに生まれてきてくれてありがとう」って言われていました。そして愛梨ちゃんも生前、お母さんにありがとうっていう言葉を口にしていたそうです。お母さんとインタビューには登場していませんでしたが、お父さんとの太い絆があったんだなと言う想いを感じました。
 私も自分の子供に対して、「俺のところに生まれてきてありがとう」「俺を親父にさせてくれてありがとう」そういう思いをこめて以前書き込みをしたんですが、人それぞれ色んなありがとうがあるんですね。きっと巨大地震に遭遇しながらも助かった子供たちも、入りちゃんの思いにありがとうと言う思いをいだいているんじゃないかと思います。私からも愛梨ちゃんに感動をありがとうって伝えたいです。