このあと高岡駅に戻って北陸本線を福井まで南下。福井からは越美北線に乗り換えです。越美北線の見所といえば九頭竜川でしょうか。九頭竜川とからむようにして走って、沿線の主要駅である越前大野に到着。この越前大野に到着する前にちょっとした事件がありました。私は列車の一番前に立って前面光景を楽しんでいたんですが、越前大野に到着する前、列車が速度を落として駅構内に入る手前で、線路に置石があるのを見つけました。運転士も気づいて急ブレーキをかけたんですが、間に合わず列車が置石を踏みつける状態となりました。急ブレーキをかける音と、列車が置石に乗り上げてガリガリーっという鈍い音が車内に響き渡りました。幸い列車が脱線することも、乗客にけが人が出ることもなく無事に通過したからよかったようなものの、これが脱線ともなると大変なことになるようなことです。置石をやった本人は面白半分でやったのかもしれませんが、これは列車往来妨害罪という重い罪に問われる事件です。絶対にこのような危険なまねはしないようにしてください。
鉄道写真シリーズ
2011年夏の鉄道旅シリーズ、氷見線を往復したあとは当時まだ未乗車で残っていた城端線に乗り換え。城端線は高岡から南下して城端にいたる路線ですが、近い将来城端線と北陸新幹線の合流地点に新高岡駅が設置される予定です。その城端線のローカル列車に揺られて砺波平野を快走。路線の雰囲気としてはどこにでもあるごく普通なローカル線という印象でした。