石原氏：橋下氏は基本的にそんな間違ったことは言っていない。軍と売春はつきもので、歴史の原理みたいなものだ
松井氏：慰安婦は現実にあったわけで、必要とされていた。橋下氏は本音で解決するために言ったのだととらえている。
このような見解を示しました。13日の橋下氏の発言に対して理解を示した格好で、松井氏は｢これで政治家橋下徹を否定することにはならない」と進退問題に発展する可能性を否定しました。14日は橋下氏は大阪市役所に登庁せず、ツイッターで登校を続け、「日本軍と世界各国の軍との違いとして今言われているのは、暴行･脅迫・拉致を用いて、強制的にそのような仕事に就かせたかどうかだ。しかしここは今のところはっきりしていない」等と主張しているようですね。
今日の新聞の社説にも耳疑う橋下発言・これが政治家の発言か。と厳しく凶弾されています。発言に批判が広がると「貧困から風俗業で働かざるを得ないという女性はほぼ皆無。皆自由意志だ。だから積極活用すればいい」という詭弁を主張しています。こんな強弁が通用するはずがないと社説では書かれています。
橋下氏の理屈は命がけで戦う兵士を休息させ、軍の規律を維持するには慰安婦は必要で、世界各国の軍にも慰安婦制度があった。それなのに日本だけが非難され、不当に侮辱されている。それは国を挙げて強制的に女性を拉致したと誤解されているからだ。
果たして日本が従軍慰安婦問題で批判されているのは橋下氏の言うとおりなのでしょうか。女性を無理やり戦場の兵士の下に連行して、性の奴隷として働かせたのは従軍慰安婦経験者の証言から明らかであり、消し去りようのない事実です。それを肯定するような行為は従軍慰安婦として強制的にはたかされた女性に対して失礼です。
橋下さん・石原さん・松井さん、あなた方に聞いてみたいです。もし自分の親や姉妹・娘や自分の身近な女性が自分の意に反して戦場に送り込まれ、性の奴隷として強制的に働かされて、自由を奪われ･尊厳も踏みにじられたら、あなた方が言ったようなことを自分の身近な女性に対して言えますか？私は大阪出身者としてあなた方を大阪の恥と思ってます。即刻府知事も市長も辞めてください。大阪にそのような歴史認識を持った行政のトップは要りません
