10日から、ウクライナへの侵攻を続けるロシアから、先週末にクリミア半島につながる橋が爆破されて破壊されたことに対する報復として、ウクライナ各地へのミサイル攻撃を行い、民間人に多数の死傷者が出る事態となっています。
ロシアはウクライナが行ったテロ攻撃への報復だとして、ウクライナ各地への攻撃を正当化しています。
この事態に対して、各国首脳は非難をするなど、世界からは厳しい批判を受けています。
この橋が爆破されるシーンはわたしもニュースで見ましたが、かなりの威力だったのだろうと思います。この爆破で橋が崩落し、ロシアの占領地に向かう貨物列車にも飛び火しましたが、この爆破はウクライナがロシアの占領している地域に戦時物資がウクライナに運び込まれるのを防ぐための措置であり、さらに言えばクリミア半島は元々はウクライナの領土であり、ロシア軍に好き放題にさせないために必要な措置だったのではないかと思います。他国の領地を勝手に占領しておきながら、ロシア国内に対する攻撃だというのには、無理があるのではないかと思います。
このロシアのウクライナ各地への攻撃は許されることではありません。ロシアはこの戦争は一刻も早く止めるべきです。正当化されるような理由はどこにもありません。もはやロシアが開戦当時に言っていたウクライナのナチス化から守るためだという理由はどこにも存在しません。一刻も早くウクライナ各地から軍を引き上げ、武装を解除すべきです。
