今日になって飛び込んできた、三遊亭円楽さんの逝去。この前の8月に高座に復帰されて、相変わらずの毒舌で笑いを誘っていただけに、私自身、本当に驚きました。まだまだ活躍されると思っていただけに、ただただ驚くと同時に、まだまだあの独特の話芸を堪能していたかっただけに、本当に残念です。享年72歳。まだ若いですよね。
私は圓楽さんというと、やはり日テレ系列で放送されている笑点のイメージが強いですね。あの紫色の着物を着た雰囲気がなつかいですね。特に桂歌丸さんとの掛け合いは本当に面白かったです。あの番組を見ている時は、なんか少しホッとできるんですよね。あの時間は、私自身いじめや元嫁からの激しいDVに苦しんでいる時も、その時だけはちょっとの時間でしたが、あらゆる苦しみや痛みを忘れることができました。
円楽さんのあの風刺の効いた毒舌は、権力者に対して、なんの抵抗手段もない普通の庶民にとって、笑いの中に私たちの想いが込められていて、権力者への抵抗手段だったと思います。権力者への痛烈な批判を笑いというオブラートで包みながらも、権力者が反論できないように風刺する。改めて大喜利を見ながら、落語は庶民の見方なんだなと思います。
円楽さんなら、今のプーチンや安倍元総理、統一教会などをどのように風刺するのかなぁ？
長い間、私たちに楽しい時間をありがとうございました。どうか安らかにお眠りください。
また、小さい頃の大好きだったスターが天国へと旅立っていかれましたね。
笑点メンバーでは先代の円楽さん、歌丸さん、林家こん平さんが旅立っていかれて、私が幼い頃から見ていた笑点メンバーもずいぶん少なくなりましたね。流行り時代流れなんでしょうか。残念ですね。
