sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

日朝会談から20年

 小泉元総理と、北朝鮮金正日総書記の電撃的日朝会談から今日で20年。北朝鮮は拉致を認め正式に謝罪し、蓮池薫さんや地村康さん、曽我ひとみさんなど5人の拉致被害者の方々が帰国を果たしました。しかし、横田めぐみさんや有村かおりさんなど多くの拉致被害者が帰国を果たせないまま、現在に至っています。北朝鮮横田めぐみさんなどは死亡したと発表しましたが、その死亡原因などに大きな矛盾店などが多く、横田めぐみさんの遺骨だとされた人骨を北朝鮮側は持ってきましたが、詳しいDNA鑑定の結果、めぐみさんのものではないということが確定しています。

 この日朝会談から20年。小泉元総理の後を引き継いだ安部元総理は拉致問題の解決が安倍政権の一丁目一番地の課題だと言っていましたが、北朝鮮を訪問するなどの結果を残すことはできず、その後の政権でも拉致問題は解決の糸口さえ見いだせていません。この20年の間に拉致被害者のご家族の方々が高齢化し、大切な娘や息子との再会を果たせぬまま、旅立っていかれることが多くなり、また、長い年月が経過してしまって、拉致被害者の方自身も50代後半から60代へと年を重ねて、肉親との対面が果たせるかどうかは、もはや時間との戦いとなっています。わたしは一切の条件を設けずに北朝鮮側と接触を図り、粘り強く交渉をして、一日でも、一時間でも早く拉致被害にあわれた方々の帰国が実現できるようにと思っています。

 拉致問題なんか自分には関係ないと思われる方々もおられる間のしれませんが、もし自分の大切なお子さんがある日突然行方不明になり、独裁国家に拉致されて帰国ができないばかりか、今どうしているのかさえもわからない状態になったらどう思うか。考えてみてください。私だったら、二人の息子がもし拉致されたら、一生涯をかけて取り戻せるように行動します。わたしたちにできることは数少ないですが、まずはこの事件を絶対に忘れてはいないということを北朝鮮側に発し続けることが大事だと思います。