数日前に小笠原諸島の東の海上で発生した台風11号。当初は勢力はさほど発達しないとみられてましたが、西に進むにつれて急激に発達し、今日の7時のラジオニュースでは920hPa、中心付近の最大瞬間風速は75メートルという猛烈な風が吹いてます。毎秒75メートルというのは時速270キロ。新幹線の望み並みの速さの風が吹き荒れるんですから、ものすごく怖いですよね。
今日の7時には沖縄県の大東島地方に最接近しているとみられ、この後沖縄本島に近づき、さらに沖縄近海で動きが遅くなり、しばらく停滞するとみられ、激しい暴風雨が長期間続くことも考えられます。これから台風が向かう沖縄方面の方々、十分警戒されてくださいね。
この台風、4日以降北上して、東シナ海に入るコースをとると予想されていますが、予想コースを見ると、1991年9月末に日本各地に大きな被害を出した台風19号のコースを思い起こさせます。あの時私は猛烈な暴風が吹き荒れる中、死ぬんじゃないかと思う体験をしながら車を運転しながら帰ったんですが、あのようなことにならなければいいんですが。また、これから農作物の収穫時期に入りますが、大きな被害が出ないといいなと思います。熊毛の実家の田んぼでも稲が頭を垂れるまで成長しています。せっかくこれまで一生懸命育てた稲や農作物か台風の被害に遭わないようにと願う私です。
