sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

世界に届いてほしいヒロシマ・ナガサキの声

昨日は広島原爆忌でした。77年前の8月6日午前8時15分に、広島市上空で炸裂した原子爆弾によって、爆心地付近の地上は3000℃の超高温の熱線と秒速400メートルにも及ぶ猛烈な爆風に見舞われ、爆心地から一キロ以内にいた人はほぼ即死、それ以外の地点にいた人も生き延びた方、当日から数日間、痛みに苦しみながら、水を求めて命を落とされた方、長い間原爆症に苦しみながら命を落とされた方。あのたった一発の原爆によりそこにいた多くの人の命を奪い、未来を奪い、人間としての尊厳が奪われ、酷い結果をもたらしました。その惨劇から77年が過ぎて、被曝された方々も高齢化し、鬼籍に入られる方も多くおられます。直接被曝体験を語られる方も少なくなって来ていて、記憶の風化と如何に後世に伝えていくかが大きな課題となっています。

ロシアがウクライナ核兵器の使用をちらつかせながら軍事侵攻して初めて迎えたヒロシマ原爆の日ヒロシマナガサキに原爆が投下された当時よりも、軍事技術は大幅に増大し、今は地球人類を何十回にもわたって全滅させるほどの核弾頭が存在し、軍事コンピュータによって、発射する意志さえあれば、いつどこに核攻撃を行うこともできる状態です。私たちはこのような危うい状態の中で生きているわけです。もし、コンピュータがバグを起こしたら・ハッキングされたらもう後戻りができないかもしれません。核兵器が存在するから相手は攻撃してこないなどというのは、核開発を推し進める馬鹿なリーダーが夢見る幻想です。これまで何度も書いて来ましたが、私は核兵器を開発する前に、ヒロシマナガサキで原爆が炸裂した当時、何が起きたのか、あのキノコ雲の下でどれだけの地獄絵図が広がっていたのか、直接自分の目で見て、耳で被爆者の方々から話を聞いて欲しいと思います。地球に生きるあらゆる生き物と、核兵器の共存なんてあり得ないです。

また、日本は世界で唯一の被爆国です。安保条約との整合性とかくだらないこと言ってないで、核兵器禁止条約を批准し、核兵器の廃絶に向けてのリーダーシップを取るべきです。