2010〜2011年シーズンにデビューし、日本国内のみならず、世界を代表するフィギュアスケーターの羽生結弦選手が競技の第一線から退く意向を明らかにしましたね。数々の輝かしい実績を残し、オリンピックには3大会出場し、ソチ・ピョンチャンオリンピックでは連覇を達成し、世界選手権や四大陸選手権優勝を果たし、国内外とのライバルと数多くの白熱した演技を見せてくれました。競技からの引退は寂しいですけど、彼にはたくさんの勇気や感動をもらいました。本当にありがとうございました。
数多くの彼の名勝負の中でもが特に一番思い入れが強いのが、ピョンチャンオリンピックでのフリーの演技。この日は私の46回目の誕生日だったんですが、その前年のNHK杯でジャンプでの着地に失敗して靭帯に大怪我を負って、オリンピックの出場すら危ぶまれる状態でしたが、このフリーの演技は怪我を負っていたことを感じさせない、圧巻な演技を披露してくれましたよね。私も彼の怪我のことが心配だったので、ジャンプするたびに息を呑むように演技をテレビで見てたんですが、すべとの演技が終わった瞬間。思わずやったーと叫んでましたね。4年に一度、オリンピック期間中に自分の誕生日を迎えられる喜び。、日本人金メダリスト誕生という喜びを味わえる嬉しさに浸りながら、彼が表彰台の一番高いところに登って、晴れやかな表情でメダルを授与され、君が代と共に克己が掲げられるのを見てました。
こう言った輝かしい実績の裏には私たちの想像を絶するような厳しい練習や、多くの挫折があったと思います。本当に長い間お疲れ様でした。今後もスケートと関わっていくと思いますが、またスケートショーなどがあれば、テレビで拝見させていただきます。
