昨日行われた、北京オリンピックジャンプノーマルヒルの混合団体。高梨沙羅選手が103メートル飛んで、幸先のいいスタートを切ったかに思えましたが、ジャンプスーツの規定違反で失格になりました。この他にもドイツ・ノルウェー・オーストリアの女子選手ばかりが失格になり、疑惑の声が上がってますね。なぜ強豪国の女子選手ばかりが失格になったのか、きちんとFIS（国際スキー連盟）は参加した選手全員に説明する責任があるかと思います。
それにしても、高梨選手、失意に打ちひしがれていたと思いますが、それでも2回目のジャンプに臨んで、K点を超える大ジャンプを見せてくれましたね。普通ならとても試合に臨める状態ではなかったと思います。それでもきちんと結果を出せるのは凄いことです。ただ、着地したあとは泣き崩れてしまいましたね…。試合を見てて、高梨選手の気持ちを思うと、とてもテレビ画面を見てられなかったです。高梨選手が故意に違反したわけではないので、胸を張って帰国してほしいなと思います。
今朝（2022.2.9）、高梨選手のSNSへの投稿を読ませていただきました。なんか全てを背負い込んでしまっているようで、彼女の今の心境が綴られてました。どうかご自身が納得出来るまで競技を続けてくださいね。あなたのこれまでの頑張りは、よく伝わってきてます。改めて日本代表チームの素晴らしい結束を見せていただきありがとうございます。メダル獲得よりも、試合に勝つことよりも、人生で勝ち続けるよりも、大切なことを教えていただきました。あなたの人生はまだまだこれから。この挫折を乗り越えた先には、素晴らしい人生が広がってます。高梨選手のこれからの人生に幸多かれと願ってますよ。
