「分野の壁、破った偉業」 地球科学の異例受賞 研究者、驚きと称賛・ノーベル賞（時事通信） https://news.yahoo.co.jp/articles/2e39e1cd081a13ef79aa812d3188227ae75cf10d
地球科学の研究が日の目を見た瞬間ですね。この研究がなかったら、地球温暖化対策も進むことがなかったでしょうし、今より凄まじい速さで温暖化が進行していたと思います。
私が懸念しているのが、科学を軽視する政府の方針。研究費を大幅にカットしたり、学術研究について、政府と反りを合わない学者を排除したり…。
科学を軽視する雰囲気は私のごく身近にもあって、私の父が科学大好きの私に言い放ったのが、「あんなクソくだらんことやっとらんと、もっとやらんといけんことやれ」などと言ってましたが、父の大好きな農業も、科学技術の進展がなければ成り立たない分野であり、気象や生物学、栄養学などと深いつながりがあります。科学を軽視するということは、発展にブレーキを掛けるということ。それをよく頭に入れておいてほしいと思います。科学研究はすぐに答えが出ません。長い時間かけて少しずつ成果が出るものです。目先の利益ばかりに囚われていると、ずっと先にある大切なものを失ってしまうおそれがあります。
